▼新聞の下段に掲載される週刊誌の広告欄に、読売ジャイアンツの原監督の、ゴルフ賭博容疑の記事がある。一回で100万円以上の掛け金が動いているという。
▼原は以前にも暴力団が絡んだ女性問題で、慰謝料1億円を支払い、解決したという記事も記憶にある。「女と賭博」では、少年野球のあこがれであるジャイアンツの監督は失格だろう。
▼東京高検の検事長で、次期検事総長に推薦された黒川。こともあろうに新聞記者と賭けマージャンをしていた。「検察と新聞記者」これも職業人としては失格だ。
▼さて我が国の総理、トランプと賭けゴルフはしていないだろうが、ゴルフをやるたびに、米国の言いなりに武器の購入など、莫大な支払いをしているようだ。
▼それにしてもシンゾウの近年の金(税金)の使い方は、もはや国家のお金を自分のお金のように扱っている感がある。
▼被災地に出かけ、真っ先に4000億円の支出を約束している。今や、法律改正などと同様、即断即決だ。総理ではなく「ヨッ・大統領!」と呼びたいぐらいの気前の良さだ。
▼振り返れば「森友・加計問題」「桜を見る会」「アベのマスクの購入」なども、完全に総理失格の行動だ。そうであれば、上記した原や黒川などは、シンゾウからみたら取るに足りないものになる。
▼そんな為政者の横暴を阻止するのが「憲法」だが、その憲法を古臭いといい「後期高齢者扱いにする」のがシンゾウだ。
▼ウポポイの開業で北海道に気を取られていたら、沖縄が大変らしい。米軍基地内のコロナ感染者が多発している。
▼米軍は夜の街に出かけるので、沖縄県民がコロナで全滅しかねない恐れがある。それを黙認しているかのように、何も手を出せないのが「日米地位協定」だ。
▼沖縄は今でも米国の植民地だ。つまり日本政府からみたら外国なのだ。辺野古基地に反対する県民は、新型コロナの生物兵器で、絶滅させてやろうとの作戦かもしれない。
▼江戸後期の思想家で、黒船来航前に海防の必要性を説き「海国兵談」で有名な林子平は、1786年の「三国通覧図説」の中で、三つの外国として『朝鮮・琉球・蝦夷』に関心を向ける必要性を説いている。
▼特にロシアの南下に備え、蝦夷地を日本として確保するよう主張している。つまり、江戸時代後期にあって「沖縄と北海道」は、完全に外国という認識だったのだ。・・・先住民族の権利について研究する恵泉女学園大・上村英明教授著「アイヌ民族」解放出版社より参照。
▼沖縄も北海道も明治になり、日本の植民地であるというのが日本政府の認識であり、本音だったのではないかと、上村教授は述べている。
▼そうであればアベ総理は、沖縄と北海道を、明治政府と同じ、未開の地であるとの認識しか持っていないのではないか。
▼「教育勅語を学校内で検討することは支障がない」などという、下村元文科大臣の主張に同調しているシンゾウは、明治生まれの祖父岸元総理と同じ考えなのだ。
▼もしかして、シンゾウは明治天皇になりたいと思っているのではないだろうか。そこで憲法改正し、より帝国憲法に近い状態にする。
▼新しい日本の国家像は、明治と同じ【富国強兵】だ。そんなとんでもないことを、底辺の国民にまで妄想させる、我が国のトランプだ。
▼アイヌ民族の殿堂「ウポポイ」も「北方領土返還」の砦としての役割を担うことを期待したい。北方4島は、元はアイヌ民族の土地だったからだ。
▼北方4島は、日本政府とロシアだけの問題ではないということを主張するのが、ウポポイの本来の使命のような気がする。
▼テーマから離れ過ぎた感じがするが、総理がこの程度だから、検事長もジャイアンツの監督も、この程度は許してもらえるという甘い考えになるのだ。
▼つまりシンゾウがさらに総理を続けるなら、日本はますます【品格の無い国】になるということを言いたかった,シンゾウと同じレベルの品格しかない、私の今日のブログです。