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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

情のない総理だ

2019年12月08日 07時20分19秒 | えいこう語る

▼78年前の、今日12月8日は、我が国が真珠湾を攻撃し、20世紀最大の虐殺へと進んだ日だ。「勝つことなき戦い」に挑まなければならなかったのは、どんな理由だったのかを、あらためて自問自答したい。

▼たぶん私の周囲でも、今日戦争のことなど話題にのぼらないだろう。アベ政権下で【戦争ができる国へ】の準備である【憲法改正】が叫ばれているにもかかわらずだ。

▼1945年に、我が国は本当に戦争は終わったのだろうか。米軍基地に莫大な税金を投入し、いまだに多くの米軍を駐留させている。沖縄は依然占領状態ではないか。

▼人道支援のため、アフガニスタンで戦っていた【平和の戦士】医師の中村哲さんの遺体が、首都カブールの空港から、今日日本に帰還してくる。

▼中村さんの活躍は医療ばかりではなく、人間として生きるための水の確保や、食料生産にまで及んだことは、報道を通じて知らされている。

▼空港までの棺を、アフガニスタン・ガニ大統領が、軍兵士と共にかついだ写真が新聞に掲載されていた。中村さんの活躍を、アフガニスタン全国民が心から称えていることを、日本国民に誠意をもって示してくれたのだ。

▼さて、考えたくもないのが、我が国の国会だ。「桜を見る会」問題での政権与党の無能ぶりは、国内ばかりではなく世界中の笑いものになっているに違いない。

▼ガニ大統領がかついだ中村さんの棺が、飛行機から降りる時、かつぐのは誰か。まさか自衛隊にその任務を、与えるのではないだろうか。

▼【戦争放棄】の大切さを、身をもって世界中に伝えてくれた中村哲さんに「ご苦労様」と手を合わせたい。

    アフガンに中村哲という大河あり
                 三等下