▼来年の知事選まであと半年しかないというのに、立憲民主党が候補を決めれない。近年の知事選の連続敗退の大きな理由が、立候補選定の遅れにあるというのは誰もが認める。にも関わらずこの体たらくだ。いつも通りの負けパターンになっている。
▼自民党は、次が5期目のはるみ知事を来年7月の参議員に出馬させ、席を約束しているようだ。代わりは、財政再建団体に転落した夕張市を生き返らせた、37歳の鈴木直道さんのようだ。先日函館に来て講演会を開いている。間違いなく「選挙活動開始」というところだろう。
▼東京都庁から夕張に派遣され、税収入が年8億円なのに、年平均の返却額が26億円で、これまで10年間支払い続けているという。(返済完了時で、過払い金が国から戻って来るのを期待したいが!?)。痛みを市民と共に分かち合える、ボディーブローに強い人物だ。
▼端正な顔立ちにも関わらず鼻筋が少し曲がっているのは、学生時代にボクシングの選手だったという。まさしく夕張の「明日のジョー」が、知事選のリングに立つのだろう。「ボーイズビー・アンビシャス」を称えるゴングが、北海道の広い大地の隅々にまでも鳴り響くに違いない。
▼そんな強豪が現れているにもかかわらず、立憲民主を中心とする野党連合の足並みがそろっていない。この分なら、名前だけが先行する候補を擁立しても、1ラウンドで秒殺されるのは間違いない。そんな試合なら、野党フアンはチケットの購入もしないだろう。
▼立憲民主の対策本部は、現衆議院議員で元ニセコ町長の逢坂誠二さんを対抗馬にしたい意向だが、逢坂さんが固辞しているらしい。だが、来春の知事選は【鈴木直道VS逢坂誠二】のカードしか考えられないのだ。道民はこの二人の戦いしか望んでいないのだ。
▼それでは、逢坂さんを動かすにはどうしたらいいか。党内で画策してもダメである。ここは道民に野党として誰が知事候補として最適かを問うべきである。選挙は道民が主役だからだ。
▼道民が真に期待する候補が立てば、戦いは白熱するはずだ。立憲民主はすぐにその行動を起こしてほしい。それが「2019年北海道知事選」を最大限に盛り上げる、唯一の手法だからだ。
▼逢坂さんは日本で初の「自治基本条例」を制定した実績や、原発問題や国会での討論なども、政府と対等に渡り合える実力を備えている。
▼旧社会党の横路孝弘さんが北海道知事選に立候補し、春の北海道に新たな息吹を吹き込んだ、あの時代を再現できるのは、逢坂誠二さんしかいないのだ。
▼選挙は、民主主義を守る最大の戦いだ。「道民による道民のための知事候補」。そんな選挙戦を展開したなら、逢坂さんは神輿に乗るに違いない。乗せなければならないのだ。祭りは見るだけでは面白くない。参加して担がなければならないのだ。
▼ワッショイ!と、天井が抜けるような大きな声で叫んだところで、今朝も元気に夢から覚めたのだ。