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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
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「社説」日米関税交渉を解説する。椴法華新聞

2018年10月06日 11時51分11秒 | えいこう語る

▼「憲法解釈」や「森友・加計問題」では、アベ総理の日本語の理解力は、国民の常識とかけ離れているのを実感させられた。

▼カウントダウンが始まった、第4次安倍内閣の最大目標は「憲法改正」だ。「戦争放棄の国」から「戦争できる国」への改正は、戦後教育を受け、現憲法で平和を維持され暮らしてきた国民にとっては、アベ総理と同じ考えになるのは、相当抵抗がある。

▼そうならないためには、アベ総理を権力の座から引き降ろすしかない。それが国民主権であり、民主主義の原点でもある、と思っているのだが、それでもアベ総理の人気は高い。

▼長く総理の座に居座らせていることで、国民もアベ総理に親近感を覚えてきてしまったようだ。若い頃、一人でも狭いアパートに友人が2・3日泊まらせてくれとやってくる。

▼だが1月・2月と居座ってしまい、そのうちいなくなれば寂しいような気がしてくる。そんな“けじめ”が付けられない状態が今のアベ総理と国民の関係のようだ。

▼彼女ができたので「出て行って」という状況にでもなれば解決するのだろうが、国民も彼女(理知的で美人?=健全な野党?)が現れてきそうもないので、同居を認めているといった状態が今の我が国の現状のようだ。

▼日本語の読解力が足りない総理、テレビや新聞で度々目につくことがある。それが家の中ならいいが、外交問題に顕著に現れては、国内に多大な損失を与えることになる。

▼外交は自分の得意分野だと豪語するアベ総理だが、トランプ・プーチン・習さんに会えば、なんでも言いなりになるタイプのように国民は思っている。

▼それが、先日のトランプ大統領との関税交渉に関する会談で、見事に浮き彫りにされた。今やトランプ大統領は、貿易赤字削減のために、武器を使わずに「関税攻め作戦」を展開している。

▼米国の最大輸入国が中国だ。だが中国はしぶといので、軍事同盟国の日本に、中国が譲歩しない分を引き受けてもらおうと、我が国にも高額な関税を要求しているようだ。

▼トランプ大統領はアベ総理に「TPPを超える市場開放」を突き付けたいう。それはFTA(二国間自由貿易協定)を要求しているのだが、アベ総理はそれでは国内向けに負け交渉とみなされるので、新たな貿易協定?「TAG=物品貿易」を提携したと発表した。

▼米国に対し善戦したかのように見せかけたが(国民は実際は信じていない)、会談の4日後、トランプ大統領は農業地帯のミネソタ州で「農業者のために不正な貿易の障壁を取り除く」と発言し「アベ総理にも、米国は日本を守っているんだといったんだ」と言ったという。

▼「金も基地も提供してやっているのに、でかい口をたたくな。そうでなければ、早くこの部屋から出て行け」と、言ってやってすっきり目覚めたというのは、アベ総理が昨夜見た夢を、夢で見た私だ。

▼アベ総理はトランプ大統領との経済交渉で言ったことが、あまりにも自分の不利になる内容だったので、自国の国民を欺くように、そんなことは「なかったこと」として、自分の都合のいいように「TAG」という新語で、自国民を煙に巻く算段なのだろう。

▼「国民を煙に巻くいかさま政治」はトランプ大統領が最も得意とする手口だ。正しくないものを正しいと言い逃れるのは、我が国の総理の得意技だが、いかさま博打の天才は「トランプ」に敵うはずがない。

▼「よっ!大統領、世界一!!」と我が国では随分前から言われているではないか。

▼日米のFTA交渉で、農業王国北海道への不安が増したことに対し、椴法華新聞主筆として「社説」を試みたが、情報量が非常に少ない田舎新聞では、こんなレベルの解説になってしまいました。