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函館市とどほっけ村

法華宗の日持上人にまつわる伝説のムラ・椴法華。
目の前の太平洋からのメッセージです。

対ロ従属外交か?!

2018年09月14日 08時36分10秒 | えいこう語る

▼北海道出身の漫才コンビ「タカ&トシ」のギャグ『欧米か(化)!』が私のお気に入りだ。明治維新以来、我が国は欧米の文化を、鯨がプランクトンを飲み込むように取り入れてきた。

▼昨今の日常における横文字(カタカナ語)の氾濫に、容易に付いていけない多くのおじさんおばさんたちは、古き良き日本の伝統文化が壊されそうと憂いているに違いない?!。

▼それは自分たちの、日本人としての居場所が少なくなることを意味している不安感の現われに違いない。さらに最近、小学校で英語教育の時間が多くなっている。

▼国際化といえばそれも時代の要求なのかと思うが、我が国は一体どこに行ってしまうのだろうと心配する。日米安保下でいずれ一緒に戦うためには、英語が堪能な兵隊の養成なのだろうか。

▼話は飛躍するが「結婚するまで純血主義で」を主張し、多くのバッシングを受ける、子供の性教育に反対する東京都議の考えにも、多少頷いてしまうのがおじさんおばさんの素直な気持ちだ。

▼「欧米か」は笑いですまされるが、我が国の総理のこの頃の「対米従属か」には、国民も呆れかえる。トランプ大統領に「真珠湾攻撃は絶対忘れないぞ」といわれ、超高額の武器を言い値で売り付けられる様は「なめられている」という、侮辱に近い感情を国民に与えている。

▼と思っていたら、今度はプーチン大統領から「今思いついたのだけど、平和条約を全ての前提条件なしに今年中に締結しよう」と提案されたという。

▼「前提条件なし」というのは、相手側の思う壺にはめられるという意味ではないか。先の大戦での「無条件降伏」を思い出した国民も少なくないはずだ。

▼それに対しアベ総理は「プーチン大統領の平和条約締結に対する意欲の表れだと」述べたという。我々はプーチンが来日しアベさんと会談の時、数時間も遅れてきたことは忘れてはいない。

▼アベ総理は、今度は『対ロ従属か』と国民は嘆いている国内では強気で海外ではまるで弱い「内弁慶総理」なのだろうか。もしかして、トランプにもプーチンにも強いのは、イシバさんではないかとも思ったりする。

▼無理な要求を突き付けられた時、下から睨みをしばらく効かしてから「それは我が国の国益にはなりません。日本国民に嫌われますよ」と、言ってくれそうな気がするからだ。

▼自民党総裁選も、世界にへつらう人物よりも、外交で「にらめっこ」に強い人物を選んでもらった方が、国民は喜ぶのではないだろうか。

▼などと、日本の将来を軽いタッチで考えてみた。「タカ&トシ」には【従属か!】という突込みで、再度国民を笑いの渦に巻き込んでもらいたい。