Lee's Diary

ドラマが好き。
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曲げられない女 最終回 *感想*

2010-03-18 | 冬ドラマ(2010)感想
果たして早紀(菅野美穂)は司法試験に合格するのか・・・。
第1回目から 恐るべき執念で10回目の司法試験に挑戦する早紀を見続けてきただけに
最終回の最大の関心事は やはり何といっても早紀の司法試験の合否だったわけだけど
まさか2回も夢オチで振り回されることになるとは思わなかったなぁ。
合格と不合格・・・2パターンの夢を見せられて 早紀と同じ様に一喜一憂してしまったわ。
何だか まんまと作戦にハマってしまったカンジねぇ。

口述試験を目の前にして 陣痛が始まってしまう早紀。
早く生まれてきたくて仕方のないお腹の中の赤ちゃんに 早紀が語りかけるシーンはとても良かった。
心のシャッターを開放せずに 早紀が自分の思いを語る様子を初めて見たなぁ。
自然な表情で率直に思いを語る早紀。
何故あれほどまでに弁護士になりたかったのか 
早紀の本当の思いを初めて知ることができたこのシーンは とても印象的。
弁護士の資格にこだわる理由が いかにも「曲げられない女」らしいものだったことも良かったと思う。

司法試験に落ち 弁護士の夢を諦めた早紀が 六法全書を見て涙するシーン。
ここでも 今までに見せたことのないような表情を見せる早紀の様子は とてもステキ。
六法全書の端に細かく記された書き込みは いかにも早紀らしいものだったし
堪えても堪えても溢れ出てくる涙からは 早紀の悔しさや悲しさがしっかりと伝わってきた。

この後に描かれていた 藍田(谷原章介)バージョンの心のシャッター開放シーンも面白かったのだけど
早紀が璃子(永作博美)に向けてシャッターを全開にするシーンは 正直あんまり好きじゃないなぁ。
あの長さ あの台詞の多さを見ると 恐らく作り手側は 最終回の最大の見せ場として
かなり力を入れて作ってきているのだと思うけど ・・・・ いくら何でも長すぎじゃあないかしら。
あまりにも台詞が膨大で 早紀の言わんとしていることが ぼやけてしまっていると思うし
ダラダラと間延びした雰囲気ばかりが漂って 今までに見られたテンポの良さは感じられないと思うのだけどなぁ。
最終回ということで 特大スペシャルバージョンを作ってみました ってカンジなのかしらねぇ。
まあそれでも 嘘つきの天才璃子の台詞は良かったし 
早紀の心のシャッター開放シーンもこれで見納めかと思うと ちょっと感慨深いものはあるのだけれど。
(ただ 璃子が使う「不遜」だけは 最後まで慣れることが出来なかったなぁ。
不遜という言葉を面と向かって早紀に言い放つ璃子自身が とても不遜に見えてしまうことが
璃子のキャラが大好きな私には何だかとても残念で 最後まで好きになることが出来ない台詞だった。)

個人的には気になる点はありつつも ラストには数年後のボーナスシーンが用意されていて
晴れて弁護士となった早紀や成長した灯ちゃんと光くん
それぞれの道を進んでいる璃子と藍田の様子を見ることができて嬉しかったし
思いもしなかった璃子と藍田のカップル誕生という 驚くべき展開もあったりして
このドラマらしい 最後の最後まで予測のつかないものとなっていたことが とても良かった。 

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