
今回はかつ子(三浦透子)に焦点を当てたストーリー。
かつ子の喜怒哀楽の違いや、
かつ子への想いを隠さないオカベ(渡辺大知)の様子をユーモラスに描いておいて、
後でガツンと痛みを与えてくるのね。
その痛さにやられる。
あの可能性は危惧していたのだが、
その後のことまでは予想できていなかったよ。
今まで以上に背を丸めたかつ子の姿が辛い。
かつ子の母・かなえ(小田茜)のことは悪く言わないのに、
かつ子のことは笑い物にする街の人達。
街の人達の態度や、その心理は興味深い。
同類だと思っているからこそ成功者には憧れを抱き、
同類だから馬鹿にして憎んでもいいと思っている、、、
丹波さん(ベンガル)の分析になるほど、、と思う。
しかし、それではあんまりではないか。
やるせない気持ちにさせられる。
タツヤ(仲野太賀)のエピソードにも驚きがあった。
しのぶ(坂井真紀)は何を思ってあのような行動に出たのか、、気になる。
あの状況を清々した気持ちで受け止めることができれば、、
割り切ることができれば、、
タツヤは楽になれそうな気もするけれど、、
タツヤはお母さんが好きだもんねぇ。
気の毒に感じられたわ。