Lee's Diary

ドラマが好き。
お気に入りのドラマの感想をつぶやいています。

同窓会~ラブ・アゲイン症候群~  第4話 *感想*

2010-05-13 | 春ドラマ(2010)感想
* 同窓会~ラブ・アゲイン症候群~ 「引き返せない恐怖の愛」 *

「45歳って危険な年齢なんだよな。」で始まる 大久保(三上博史)が行う45歳の男女の分析と
「相手の中に 身も心も若くて美しかった頃の自分を見るんだ。」 という 
同窓会で恋に落ちる男女の心理分析が なかなか鋭く思えて印象的だった第4話。
けれど このドラマの持ち味である毒っ気や 女性の心理を突いたような台詞はあんまり見られなくて
今までの回に比べると 全体的なストーリーとしての面白さは無かったような気がするのよねぇ。
まだ第4話だというのに 色々と動きだしてきたなぁというカンジはあるけれど
キャラクターの動きを詰め込んだわりには このドラマらしさは あまり見られないのが残念。 

気味が悪いほど急に 家事の手伝いをやりだす誠一郎(吹越満)。
前回 陽子(斉藤由貴)に投げつけられた爆弾発言が 彼の行動に大いに影響しているのかと思うと
見ていて何だか可愛らしくもあるのだけれど う~ん・・朋美がイラっとしてしまう気持ちも分かるわぁ。
あの誠一郎の様子にイラっとしない女性はいないのではないかしら? と思うような
女性の神経を逆なでするダメダメ夫を 吹越さんが実にリアルに好演しているなぁ(笑)。
そして 大人になっても自分より幸せな朋美が羨ましい という陽子の言葉を聞いて 嬉しそうにする様子や
調子に乗って 朋美を褒めまくる様子など どこか憎めないトコロも誠一郎の魅力なのよね。

杉山の妻 佳奈子(須藤理彩)も 朋美が杉山に好意を抱いていることを知ってしまったし
(精神的に壊れかけたような虚ろな表情が怖かったなぁ・・・。) 
杉山の息子と朋美の娘も ついに対面を果たしたし
朋美(黒木瞳)の家庭にも杉山(高橋克典)の家庭にも 早くも危うい空気が漂い始めた感じねぇ。

そうそう 夫にも妻にも浮気を疑われているというのに 
朋美と杉山の関係は 未だプラトニックなものだというのは面白いなぁ と思う。
ラストの二人の逢瀬でも ただただ二人は抱き合うだけ・・・。
大人の男女だったら ここは絶対キスシーンが入るだろうにっ! 
と ちょっと下品な突っ込みを入れたくなってしまうくらい 徹底的にプラトニック(笑)。
二人が結ばれてしまう様子は 正直あんまり見たくはないので 
個人的には 今の心の浮気状態で踏みとどまってもらいたいと思うのだけど。

次回は さらに大きく物語りが展開していきそうなので
このドラマならではの 魅力溢れるストーリーをたっぷりと楽しめることを期待したいなぁ。 

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同窓会~ラブ・アゲイン症候群~  第1話 *感想*
同窓会~ラブ・アゲイン症候群~  第2話 *感想*
同窓会~ラブ・アゲイン症候群~  第3話 *感想*

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Mother 第5話  *感想*

2010-05-13 | 春ドラマ(2010)感想
* Mother 「二人の“母親”」 *

前回のラストから描かれ始めた藤吉(山本耕史)の行動に すっかり騙されてしまったわぁ。
藤吉の要求に答えるために 金融業者を訪れる奈緒(松雪泰子)の様子を見ていると
私が見たかったストーリーから どんどん遠ざかっていってしまうように感じたりもしたのだけれど
藤吉の行動には それなりの理由があったというわけなのね。
第4話で描かれていた 奈緒の母親となる覚悟を 藤吉の行動に奈緒が答えるという形で
さらに強烈に描こうとしていたということだったのか・・と ちょっと納得。
とりあえず 藤吉の抱いている思いを 早いうちに明らかにしてもらって良かったわぁ。
脅迫者の要求に答えるために 主人公がお金の工面に奔走する・・・ 
などという あまりにも俗っぽいストーリーは見たくないもの。

今回の見どころは やはり何といっても藤子(高畑淳子)の 母親としての深い愛情ね。
バリバリと仕事をこなし 女手ひとつで3人の娘を育て上げてきた藤子。
そんな女性特有の どこか男勝りな気の強さと 高畑さん独特の物言いが前面に出てきて
一般的な母親というイメージとは ちょっと違う印象の藤子だけれど 
その内面は 深くて強い母性で溢れていたのね。
藤子が語った奈緒の幼少の頃のエピソードからは そんな彼女の母性がしっかりと伝わってきて とても良かった。
(若かりし頃の藤子さんが 可愛らしかったし。)

葉菜(田中裕子)に対して いつも居丈高な態度を見せる藤子の様子から
二人の間には もっと複雑な過去があるのかと思っていたけれど 
そんなドロっとした過去があるわけではないのかしら? 
どうやら葉菜に対して見せる 藤子のエキセントリックな態度には 
奈緒と血の繋がった母親の存在に怯え続ける 藤子の気持ちが現れていた様子。 
いつの日か 奈緒を奪われてしまうのではないかという恐れや
血の繋がらない母親である自分への引け目を 藤子が抱いていたというのは 意外性があって面白かった。
とうとう 藤子が葉菜を叩いてしまうシーンでは 
自分の罪の重さを十分に理解しているような葉菜の恐縮した様子が 見ていてとても切なかったのだけど 
藤子の意外性のある女性らしい弱さや 奈緒への深い愛情といったものが伝わってくるシーンになっていたと思う。 

藤子と葉菜 二人の母親の思いをしっかりと描きながらも 展開の早いストーリーが魅力的だった第5話。
ラストに急展開したストーリーは 今後どのように進んでいくのか・・・次回が待ち遠しい。

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