Lee's Diary

ドラマが好き。
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Mother 第3話  *感想*

2010-04-29 | 春ドラマ(2010)感想
* Mother 「母の手のぬくもり」 *

前回から存在感たっぷりな葉菜(田中裕子)。
第3話でも「うっかりさん」と愛称をつけられた葉菜の 際立った存在感が強い印象を放っていたと思う。
影からひっそりと奈緒(松雪泰子)と継美(芦田愛菜)の様子を見たいのに
ガタガタ ドタドタと色々やらかしてしまい かえって目立ってしまう葉菜は 何だかとっても可愛らしい。
継美に逆上がりを教えているところに奈緒がやってきてしまい 
挨拶もそこそこに 奈緒の元から立ち去ろうとする様子も良かったなぁ。
奈緒の視線を避けるように背筋を丸めて立ち去る葉菜。
奈緒を捨てた日から今まで あのように何かに恐縮するように生きてきたのだろうなぁと
思わず彼女の今までの人生に 思いを馳せたくなってしまうようなシーンだった。
奈緒と関係を持っていたことを知った藤子(高畑淳子)が 激昂して葉菜を叩こうとするシーンからは
二人の間に絶対的な力関係があることが窺え 藤子の前で縮こまった様子の葉菜が とってもいじらしくなってくる。 
何故 葉菜は奈緒を捨てなくてはならなかったのか 
そして葉菜と藤子の間には何があったのか・・・気になるところね。
今回の葉菜の最大の見せ場は 彼女が嗚咽するシーンだろうなぁ。
「会いたいって思うこと ある?・・・その 実のお母さん・・。」
恐らくずっと奈緒に尋ねたくてしかたがなかった問いかけに対して 奈緒が答えた言葉を聞いて
堪えきれずに嗚咽する葉菜の苦しげな様子は 見ていて辛いものだった。

母との別れの日のことを鮮明に覚えていた奈緒。 
葉菜に思い出を語ることで 奈緒の秘密が明らかにされる展開は 少々唐突な感じはするものの
「生きるためには心を殺そうって決めた。」
「あのとき笑ったりしなければ 母は私を捨てなかったんじゃないか。」
「小さな子供が親に向ける愛が無償の愛。」・・・など
ここで語られた奈緒の言葉からは 奈緒の抱える思いがしっかりと伝わってきて
奈緒という女性に また少し近づけた思いになれるシーンとなっていたと思う。

相変わらず可愛らしさたっぷりの継美ちゃん。
葉菜の着ている服のクリーニングのタグに気付く繊細な感性と
「うっかりさんだね」と言う笑顔と笑い声にやられてしまったなぁ。
第2話でも感じたけれど 芦田愛菜ちゃんの笑い声は何であんなに自然で愛くるしいのかしらねぇ。
葉菜に電話するときに見せた苦しそうな様子も 
奈緒に似ていると言われたときに見せた戸惑いの表情も とっても良かった。

次回は 奈緒と継美の関係に芽衣(酒井若菜)が絡んでくる様子ね。
芽衣の抱える問題や思い 奈緒との関係が丁寧に描かれているといいなぁ などと思う。
北海道の女児行方不明事件と継美との関係に気付いてしまった葉菜に
ついに奈緒の実家までやってきた駿輔(山本耕史)と
エンターテイメント性たっぷりのグイっとひきつけるラストの展開で ますます次回も楽しみになってきた。 

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Mother 第2話  *感想*
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