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照明のスイッチ、実はケッコウ悩みます

2007-07-10 | インポート

 住宅のプランは、それぞれの生活感の違いもあり難しいことが沢山ありますが、
細かい部分では、照明の配置計画とそのスイッチの配置も相当難しいことの1つです。
照明については文章では簡単に話しきれないので、スイッチについて感じている事を書きます。

① 通過動線になる事が多いリビングのような部屋では出入り口毎に3路や4路と呼ばれる、どのスイッチで点灯しても別のスイッチで消せる仕組みのモノを使います。比較的考え方は難しくないのですがLDKが1室になっている場合のキッチンの照明スイッチは、出入り口の近くにするか、キッチンスペースにつけるかで悩む事が多く、プラン上設定した使い方で最終的には決定します。

② 寝室や子供室のような通過動線にならない部屋のスイッチは、入口の近くに配置する事で大体は問題ありませんが、出入り口の建具を出来るだけ開き戸ではなく引き戸にしたいので、引き込みスペースの関係でスイッチを取り付ける壁がないことがあり、プランの段階で検討していないと後で困る事があります。
また、寝室などはベッドの位置を最初から想定しておいてヘッドボードの脇にもスイッチを付けておきたいです。

③ 一番使い方の想定が難しいのがローカの照明スイッチです。
あまり短い距離で沢山あっても使わないスイッチが出来てしまったり、ある方向から来たときには使わないスイッチが別の方向から来た時には必ず必要になるなど、その時々の人の動きで想定が変わります。
「足りないよりは、余る方がいくらかマシ!」
と考えれば、大した問題も起こらないのかも知れませんが、ローカのような幅の狭い空間では直接照明の影響を受けて壁に嫌な影ができてしまう事もあります。
3次元で細かく検討したい部分です。

④ 玄関周辺でも、出来るだけ上がり框附近にスイッチを付けることが一般的ですが、玄関収納もそこに来たりして付けられないことが意外と多くあります。そんな時には最善の方法の検討が必要になります。
また、忘れてならないのは外部用の照明の配線とスイッチです。
門灯やアプローチ灯のスイッチ。庭園灯のスイッチもそれぞれ便利な場所を検討しておきます。

 スイッチ類は、特に空間を構成する部材ではありませんが快適な生活には影響の大きいものなので、よく検討しておきたいと思います。
また、気付きにくいですが平面プランの段階で出来ることが決まってしまうことでもあるので、大切に扱いたいと思います。

(当事務所HPコラムより転記)

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『水夫とスポーツ』

2007-07-10 | 日記・エッセイ・コラム

 スズキのスイフトがマイナーチェンジしたそうです。(今テレビで観ました)

フェラーリやアストンマーチンの様な常識の外にある車を別にすると、今欲しい車はスイフトスポーツなのですが、テレビで開発者が語っていた話が興味深くて

「ベースになる車が非常に出来が良く作れたので、マイナーチェンジではさらに色々な工夫が出来ました」だそうです。

「似たような事をブログに書いたなぁ」

と思いながら聞いたのですが、ベースの良さって本当に大切なんですね。

スイフトの場合は、荷室の部分の使い勝手が非常にバリエーションがあって使いやすくなっているそうです。(パッキングを上手くすればキャンプ用品1式入るかなぁ?・・・と思いながら観ました)

 使い勝手も良さそうで、走らせても相当レベルが高いようで、その上に外観のデザインは文句がないレベルだと思うので、永く使えるだろうと思います。

元々高い車ではありませんが、永く使える事でますますお得になっていくという事も大切だと思うんですね。

( スイフトスポーツ・・・最初の変換は“水夫とスポーツ”でした)

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