よく似たことが立て続けに起こったり、
真逆のことが、ごく短い期間に起こったりと、不思議に感じることがあります。
今日のは真逆のパターン。
私の事務所ではPRINCIPLEというタイトルの作品集を作っています。
私の建築を知ってもらうためのもので、昨日ある大学の教授にお渡ししました。
( 建築関係の先生ではありません )
昨夜ジックリ見て頂いたようで、今日の夕方お会いした時に言われました。
「 あなたの建物の窓とかは、茶室からモチーフをとっているの? 」
先日の 「 和室や茶室が得意じゃない 」 と思われたことよりはずっと良いのですが、
写真からそんな風に理解されたことも、特に意識しなかったことです。
ただ、言われて考えてみれば、
普通の住宅のプランや設計の段階で、特別 “ 茶室 ” のディテールを意識したことはありませんが、
結構な数の茶室を見ていると思うので、
自然にその表現が意識の中に入っているかも知れません。
それに、
身体や心に伝えたい空間のあり方 ・ 空間の持つ精神は、
私の考える茶室のそれに近いかも知れません。
それは、和室だけではなくて洋室であってもです。
『 判る人が見れば伝わる! 』
そう思える、満足度の高い出来事でした。
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