CAOS=ひゅうまんすけぇる

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CAOS

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行き着くところは!

2011-04-20 | 日記・エッセイ・コラム

 このブログでも、明るさをおさえることをよく書きますが、

これを言い過ぎて

「 上野山のつくる家はどれだけ暗いのか 」 と思われそうで、

最近少々心配しています。

 

 『 光をコントロールする 』

ことは遮断してしまうような乱暴なことではないので、

『 余るほどの量の光は必要ない 』 というように考えています。

 照度計で測ると光の量は少ないかも知れませんが、

生活して、目で見た感覚は 「 暗い 」 とは思わないのです。

 

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“ 灯り ” を写真や図入りで、どんな効果があると解説した本は沢山ありますが、

“ 灯りのあり方 ” を説いた本は意外と簡単に見付かりません。

そういうことでは貴重な2冊かも知れません。( 2冊とも著者は同じですが )

 電力不足にのために東京を中心にした

不要な照明を点けない傾向の中で、

「 今まで明る過ぎた。こちらの方が落ち着く。 」

というような意見。さらに、

「 ゆっくりモノが考えられるようになった。 」

というのまで見かけましたが、

「 灯りをおさえたほうが、ヒトは深くものを考えられる。 」

と、すでにこの本に書かれています。

 

 日本の夜は、欧米と比較しても明る過ぎる。

そのことは、

日本の夜は美しくないことなのですが、

この本も含めて原点はこれ!

P1020699

コメント
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