『 食事 』 をとることと 『 エサ 』 をとるのは違うわけで

　この３日間、

会議や打合せで夕食を自宅で家族と共にしていません。

サラリーマン時代と比べると、いくらかはマシになりましたが、

私だけが家族と別に夕食を食べることが多いです。

幸い両親と同居していることで、私がいなくても寂しい食卓ということはありませんが。

　

　食卓のあり方は、人数と場の設え ( しつらえ ) の２つの要素が大きいと思います。

我が家は元々古い農家のスタイルが残っていて、

ただ古いだけでなく、土間で、なんだかゴチャゴチャした感じでした。

紺屋の白袴というヤツで、

気になりながら、１年前までそんな感じだったのですが、

１番気がかりだったのは、

『 食事 』 ではなく 『 エサ 』 状態になっているんじゃないか？

ということでした。

　

　落ち着かない空間での食事は、やはり子育ての時期によくなかったと思っています。

去年の改築で、ようやく落ち着いて食事ができる空間になった感じです。

子供が中学生になってしまったので、

空間の問題ではなく団欒という感じは弱まってしまいましたが、

明らかに、以前より 『 食事 』 になっていると感じます。

　

　新しいことに大きな意味はなくて、

正しく 『 食事 』 できる空間であることが大切だと思うのです。