ＣＡＯＳ
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直接リンクが設定できないために
ＯＣＮの古いブログを経由しての
アクセスになっています。
今年は、今日が八十八夜だそうで、
昼間は窓を開けて、シャツの上にベストも着ないまま過せて、
唄の通り、夏の近付きを感じました。
例年になく、早春から外で１日中過す日が多くて、
すでに結構日焼けしています。
が、日焼けといえば、
車や街の看板を見ていると赤系が劣化しやすい様に感じます。
建築の外装色を検討する時に、雨に打たれる劣化は問題にしますが、
紫外線劣化を問題にする人は少ないですね。
私自身、物性の紫外線劣化は結構気にしますが、
塗幕の劣化を色の違いで考えたことがあまりありません。
・・・そんな文章を読んだこともない様な
ちょっと気にしてみようと思います。
今年も満開の山桜で本格的な春を感じました。
花が咲いて改めて山々に沢山の桜が生えていることに気付きます。
『 山奥の桜は誰にも見られなくても咲く 』 という話を聞きました。
桜は人に見られるために咲くのではない。
大切なのは、パフォーマンスではなくて “ 本質 ” という様な意味でしょう。
住宅建築の場合は、
特に上辺だけを飾るのではなく、そこに永く住み続けるために、
『 上質で、それでいて美しい。 』 そんな建築がいいです。
誰かに見られるためではなく、そこに住む人が豊かな暮らしが出来る建築。
[ カレンダー葉書５月号より ]
