最終日が日曜日(市場が休み)なので、2日目の朝一で中部市場へ。
いくらノープランでも市場の買出しははずせない。
ソウルに来る前に、白菜10玉キムジャンして、冷凍庫の唐辛子などを一掃してきたというY氏。
すごいっ。韓国で嫁に行けるよ。
中央市場のメイン通りが広くなって新しい天井ができていてびっくり。
以前はカートやバイクにひかれそうになるほど狭くて、暗かった通りがスーパーの中かというくらい明るくてびっくり。
でも、広い通りの中央に、以前と同じ店が並んでいて、同じ明太子のおばちゃんを見つけてほっとした。
メイン通りと対照的に、横にのびる通りは以前の薄暗くて狭いままで残っている。なぜか店の人に聞いてみると「ソウル市がお金がないから、横の道はこのままだよ」だって。 本当かな!? でも個人的には以前の雰囲気が好きだなぁ・・
物価上昇に加え、止まらない円安で購買意欲が下がるとはいえ、市場での買物はテンションがあがる。
韓国産の粉唐辛子をその場でキムチ用に挽いてもらった。
機械に数回通して、徐々に細かくなっていく工程が面白かった。
空気に含まれる粉唐辛子でむせる~。おじさんはもう慣れっこなのか!?
「これは最高の品質だよ」とおじさんの太鼓判をもらい、コチュカル500gをゲット。
本当はもっと買いたいところだけれど、飛行機の重量制限と、冷凍庫のスペースの問題があり・・。
アミの塩辛、明太子、エゴマのキムチ、にんにく、海苔、ファンテ(干鱈)、パレ(岩海苔) etc... あっという間に三人のエコバックは満杯に。
荷物を置いて、仁寺洞をぶらぶら。
ランチは安国駅に近い、チョングッチャン専門店ピョルグンシクタンへ。
座ると同時に並べられる各種バンチャン。
いつも思うけれど、これだけでつまみ十分、ご飯食べられる~、メインいらない(笑)
ここのバンチャンはどれも本当に味がいい。
ナムルもキムチもイワシと大根のコチュジャン煮も絶品。
おかわり自由なのも嬉しすぎるっ! このバンチャン文化はずっと残って欲しいと切に思う(ただし、使いまわしはしないでね)
もちろんメインはチョングッチャン(納豆チゲ)
ふっくら大粒の大豆が甘~い。このチゲを食べるためだけでもソウルに来たいと思う。
韓屋に囲まれたスペースが土間になっていて、キムチや調味料が入ったオンギ(甕)が並んでいる。
これだけのスペースがあればキムジャンもできるね。マンションではせいぜい白菜2玉が限度。
昨夜の店のようなこじんまりとした食堂をやりたいね・・とか、こんな土間のあるキッチンを作ってキムチ屋を開こうか、なんて女子3人で妄想に耽る。
お茶タイムは、がらりと雰囲気かわってこんなところへ。
今年の9月にオープンしたアラリオ美術館。
もともと空間という会社の社屋だったそうで、ガラス張りの新館の横には韓屋があり、そのコントラストが印象的。
ドラマ『紳士の品格』のロケ地としても使われたそう(←覚えてない)。
外から丸見え!
ガラス張りのおかげで隣の韓屋と、反対側の世界遺産 昌徳宮の両方を眺めることができる。
二つの建物を結ぶ渡り廊下に変な人が!?
これも原題アートの展示のひとつだそう(笑)
美術館のほうは、なかなかシュールな世界が広がっているみたい。
おどろおどろしいという噂の現代美術はパスして、カフェでケーキを食べるほうを選んだ。
カップのイラストはお店のロゴ。建物をデザイン化したもので、スタイリッシュ!
ケーキは上からレモンタルト、モンブラン、ティラミス。
どれも期待以上に美味しかった。 ケーキが一つの皿にのせられているのが韓国らしい!
基本的に何でもシェアして食べるし、取り皿というものがない国。
でも食べにくいから別々の皿にして欲しいわ。
1Fのベーカリーも美味しそうなパンがたくさん並んでいた。
パンを買って、カフェでイートインもできるようなので、また利用したいな。
この後、江南に移動して、スパGの150分全身マッサージ&フェイシャルエステで至福の時間を過す。
水着に着替えて30分ジャグジー(韓方入り)に入り身体を温め、個室で施術を受ける。
シャワー付の個室でゆっくりと着替えもできて、トンインビの商品も自由に使えるのが嬉しい。
3月の旅と同じくSpaGの後はすっぴんで買物&ご飯。
高速ターミナル駅の地下商店街でショッピングを楽しみ、再びハンガンを越えて宿に戻る。
既に10時近くだったので24時間営業のオモリチゲへ。
キムチのパジョンに
ジャジャンミョン
マンドゥに
カルグクス
洗面器か!?というくらい大きなボウル。
うどんも韓国では一つの容器で一緒に食べるのが普通。
深夜の炭水化物祭り。
今思い出すだけでも怖い~。でもまた食べたい!
食べ過ぎ、飲み過ぎ、買い過ぎに注意ですが…