今年の年末年始は久しぶりに対馬に帰る予定だったけれど
それより早く、悲しい帰省になってしまった。
義母が危篤との報を受けて1週間。
島の病院のルールで、最初に登録された3名以外の面会は最後まで許されず、私は訃報を聞いてから対馬へ渡った。
対馬に初めて来たのは結婚する前だった。
夜便で飛行機から見える島があまりにも光であふれていたので、「すっごく都会!」と思ったら、それはイカ釣り漁船の灯りで、島は真っ暗闇に包まれていたという想い出。
それ以来、何度このプロペラ機で渡っただろう・・
来るたびに圧倒される自然の美しさ。
私たちが20~30台のころは両親が福岡に来ることのほうが多く、一緒に旅行にもたくさん連れていってもらった。やがて歳をとるとともに、ふたりの来福は減り、私も仕事や自分の実家への帰省を優先させたりして、対馬に帰ることが減っていた。ここ数年はコロナのせいで、帰りたくても帰りにくい状況で、コロナが終息する前に母が逝ってしまったのがとても残念で悲しい。
それでも福岡の施設に入らずに、生まれ育った対馬で、家族や大勢の知り合いに見送られて旅立てたのは幸せだったのではないかな。
無事に葬儀を終え、福岡へ戻った日、
飛行機から見事な虹が見えた。
写真では分からないけれど、ダブルレインボーだった。
今頃、母は父に会っているかなぁ。
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