ぽごしっぽよ

“ぽごしっぽよ”は韓国語で「会いたい」という意味です。心ときめく人・もの・食べものとの出会いをつらつら書いています

再び釜山へ

2006年11月30日 | 韓国の旅

4時に目が覚めた。水溜りに氷が張り、畑の野菜は霜で凍りつくほどの寒さの中、5時半に散歩に出た。まだ辺りは真っ暗。夜明けを待ちながら村をうろうろしたけれど、なかなか明るくならない。6時を過ぎても猫一匹会わない。とうとうあまりの寒さに宿に退散した。結局明るくなったのは7時過ぎだった。

   
    通学中の子ども     泊まった民宿の母屋     生活の営みが・・

       
  サムシンドウの樹齢600年のケヤキ 朝靄につつまれる洛東河(ナクトンガン)

朝鮮時代の貴族(両班)の瓦葺の邸宅と庶民の萱葺の家がそのままの姿で残っている。まるで観光用の民俗村か映画のセットにようだが、現在も実際に人が生活している生きた文化財なのだ。多くの偉人を輩出した村としても有名で、最近ではリュウ・シオンの故郷として日本でも有名になった。あちこちに柳(リュウ)という表札があって、どれが生家か分からなかった(別にどうでもいいけど)。ある家の壁に穴があったので、手をいれて写真をとってきた。帰って調べたら、ここが彼の生家だったことが判明(別にどうでもいいけど)。ちなみにこの穴は、昔科挙の試験を受けるためにソウルへ向かう貴族たちがカンパを受けるためのもので、子どもの届かない位置かつ農民のごつごつした手は入らない大きさの穴だとか。なるほど~。

   
     両班の家        薪のオンドル      かろうじて・・

朝鮮時代から変わらぬ空気が流れる河回村。今度は花が咲く季節に訪れて、仮面劇を見たいと思った。来た道をたどって釜山へ戻り、釜山大学前の屋台でトッポッキとククスを立ち食い。あわせてたったの2000ウォン(約250円)。
 
のん太郎ファミリーとの待ち合わせまで時間があったので映画館で一休み。イビョンホンとスエ主演の「クヘヨルム(その年の夏)」を見た。イビョンホンが大学生・・というのはちょっと無理がないか?と思いつつ・・演技力でそれなりの爽やかさをかもし出していた。スエちゃんがとーっても美しかった。映像もとてもきれい。日本で1月に公開されるそうなのでもう一度見ようと思う(邦題は「夏物語」・・なんかイメージ違うんですけど)。

夕食はのん太郎ファミリーにご馳走になった。民族居酒屋で海鮮パジョン(チジミ)とイカのポックン(炒め物)にマッコリ(にごり酒)。ネギがたっぷり入ったチジミも、炒め物もとっても美味しかった。店を出てヨーグルトアイスを食べようとレッドマンゴーを探したけれど見つからず他のアイスで妥協した。メジャーカップが器というユニークな店で、1人分が500CCカップというから凄すぎ!氷とアイスと小豆とフルーツのハーモニーが美味しかった。でものん太郎と私はレッドマンゴーに未練が残った。

   
  なみなみのマッコリ    

海雲台のEマートでショッピングをして、のん太郎ファミリーは海辺のリゾートホテル、私はチンジルバンへ。このチンジルバンは180度パノラマで海が見えるという最高のロケーションだった。地元っ子きどりでシッケ(米ジュース)を頼み、温度の違うチンジルバンを出たり入ったりして汗をたっぷりかいた。広安里大橋の夜景がとっても綺麗だった。女性用の仮眠室に空きスペースを見つけて、横になるとすぐに眠りについた。7900ウォン(約850円)で温泉にサウナに宿泊まで、貧乏旅行の身にはありがたい。

    
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4 コメント

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代表質問! (Cのみ)
2006-12-03 23:48:29
近頃、食べ過ぎ、遊び過ぎじゃないの?
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耳が・・ (ひめ)
2006-12-04 09:19:50
うう。
さては、えしぇ蔵のまわしもの・・
食べすぎは認めます。
遊びはまだ足りません。
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代表質問! (のん太郎)
2006-12-06 14:58:27
実はリュシウォンのファンじゃないの??
返信する
やめてぇ~ (ひめ)
2006-12-06 15:06:59
ちがうってばぁ!

・・たしかに
「美しき日々」のときは
イビョンホン兄よりリュウシオン弟を
応援してたけど、それだけのこと。
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