ぽごしっぽよ

“ぽごしっぽよ”は韓国語で「会いたい」という意味です。心ときめく人・もの・食べものとの出会いをつらつら書いています

由布岳

2024年08月14日 | 



由布岳に初めて登ったのははるか昔。
ブログをたどってもないので,写真を探してみるとなんと20年前だった。 
霧で視界が悪く,寒かった記憶しかない。 

湯布院に来て由布岳を見上げるたびに,いつかもう一度登りたいなぁと思って
今年ようやく実現。

由布岳には二つ峰があり,前回は東峰に登ったらしい。
えしぇ蔵の提案は,西峰に登り,そこから御鉢巡りをして東峰を経由して下山するというコース。
でもそのコースは危険な個所がいくつかあり,滑落事故が何度も起こっているとか。



高所恐怖症の私は,話を聞いただけで足がすくみ
Youtubeで御鉢巡りの動画を見て,さらに怖くなり・・ 
でもチャレンジしてみたい気持ちも捨てきれず,
どちらの峰に登るかは,分かれ道で決断することに。

1時間ほどのぼって,運命の分かれ道に到着!

さあ,どうする!?



天気に恵まれて,体力も残っているので西峰に挑戦することに決心。

いきなりの鎖場。



今回のコースで一番怖かったのが,鎖をつたってトラバースをするところ。
下を見たら足が動かなくなるので,鎖と上だけを見て,なんとかクリア。

写真でみると,落ちたらかなりやばい崖だったことが分かる。



頑張った,私。



西峰到着。
向こうは東峰。



日陰のない山頂で,すばやく昼食を済ませ,いざ御鉢巡りに。 

コースで一番危険なゴジラの背が眼下に見える。
う回路があることを知らなかったら,御鉢巡りには挑戦しなかっただろう。



えしぇ蔵は果敢にゴジラの背を攻め,私は迂回して通過。
無事に東峰に着き,そこから同じ道を通って下山。

後半は暑さと,きつさで,ほとんど無言のまま,とにかく足を前に出すことだけを考えて歩いた。
全行程10キロ近く。山の10キロ,しかも真夏だから疲れるのも無理はない。

でも,下山すれば温泉が待っていると思えば,気持ちは軽い。

久しぶりの「はなの舞」
ここは食事が美味しくて,過去2回泊まっている。 



食事処に並ぶ果実酒の瓶。



鱸と鮪のお造りに始まり
鱧や黒毛和牛,天恵美豚,鮎,鶏鍋・・最後の桃のデザートまですべてが美味しい。



もちろん果実酒もいただいた。
私はざくろ酒,えしぇ蔵は枇杷酒。 



どんどん値段があがる宿泊施設が多い中で,ここは値段は据え置き。
清潔でお風呂がよくて,料理が美味しければ,部屋が多少古くてもまったく問題ない。
ずっとこのままでいて欲しいと思っていた矢先に衝撃のニュース!
なんと,8月いっぱいで料理つきの宿としての営業を終了するそう。

う~ん,残念。
でも最後に泊まることができてよかった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 菊池渓谷からのみたま祭り | トップ | 湯布院 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事