ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

11/10日 甲斐の茅ヶ岳と金ヶ岳周回 その2:沢筋を歩き、女岩を経由して、稜線に乗り上げるまで

2015-11-15 07:12:11 | 草花
韮崎側から茅ヶ岳に直接登る道は三本あるようで、そのうちの二本は尾根を歩く道のようです。
今回歩いたのは、沢筋をたどる道で。これは一番東側のルートのようです。
この道をとった理由はただ一つ、深田久弥さんの足跡をたどってみたかったからでした。

そんな理由からこの道を歩いたわけですから、歩きながら、44年前の彼のことを偲ぶ山旅となっています。
今回は山中では人には出会いませんでしたから、自分一人の想念を邪魔されることなしに、勝手気ままに思い込み山行をしていきます。

林道を横切る ↓

林道を横切った、その場所です。



部分的な紅葉 ↓

全山が赤く染まるという山ではありませんから、目の前に出てくる”赤”にこだわっていきます。



赤 ↓

こちらは実の赤で、テンナンショウ属のものです。



マユミ ↓

この山はマユミによく出会いました。眼下は沢筋になっていて、以後はこれに沿って登っていくことになります。
ここでマユミの大木化したものを見ました。

マユミ ↓

あまりにも大株でしたので、始めはマユミとは思えませんでしたが、望遠で引き寄せるとやはりマユミのようです。



沢筋 ↓

このあたりではまだ木には黄葉した葉が残っています。


しばらくはこういう眺めの中を歩いて行けます。



立ち入り禁止 ↓

女岩のところは崩壊が激しくて立ち入り禁止になっていました。



オヤマボクチ ↓

オヤマボクチの大きな葉が出てきました。比較のために帽子を乗せます。



ヤマブドウ ↓

ヤマブドウもきれいな紅葉を見せます。



ヤマブドウ ↓

ところどころにヤマブドウの実も落ちています。拾って食べてみますが、実の割には種が大きいですね。



枯れ木 ↓

大きな木が立ち枯れています。深田さんがこの景色を見た時には、この樹は生きていたでしょうか。



エイザンスミレか? ↓

これはエイザンスミレでしょうか。この山でも咲くのかどうか。



雨あがる ↓

雨が上がって向こうの斜面に日が差しているようです。それならば眺望も・・・・・と希望が湧いてきますが、今回は糠喜びとなってしまいました。



広い沢筋 ↓

登るにつれて沢筋が広くなってきました。普通はその逆のような気がしますが・・・。



これはウバユリ? ↓

中身の空になった莢が立っています。これはウバユリの咲いた跡でしょうか。



ミズナラ ↓

ミズナラのドングリも残っています。先ほどのヤマブドウといい、この山は動物の影が薄いように思います。



稜線 ↓

沢筋を詰め終わり、稜線の間近にきました。
歩き始めてから、ちょうど二時間経ちました。こうして見ると晴れ間があるようなのですが・・・・・
コメント (4)
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