ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/4 お花見です。

2015-04-04 18:10:48 | 草花
午後に、近所でお花見をしてきました。
茣蓙を敷いて、ご馳走持って、お酒を飲んで賑やかに・・・・・・・なんてことはしません。
昼ご飯を食べてから、自転車に乗って気軽に一人で行ってきました。

場所は安城市の明治用水沿いの桜並木です。
ここは用水に沿って、およそ500~600mくらいでしょうか、途中、道路で途切れはあるものの、両岸に桜の木が植えられています。

街の中心部からだいぶ離れた場所にありますので、恐らく市内では有数の桜の名所なのでしょうが、露天は一軒も無くて、車の乗り入れもそれほど酷いことはありません。いわば桜見物の穴場といったところでしょうか。

そんなことですから近所の人が気軽にやってきて、安心して桜見物のできる場所となっています。
初めの一本 ↓

桜並木の始まりは、JR在来線三河安城駅の北口から100mくらい離れたところの線路際からとなります。
駅から東向きに歩き始めると、早速、道の突き当たる正面に、「ムワッ」と花のドームが見えています。



”入り口” ↓

道を左折してすぐに桜並木は始まります。ここが桜並木の入り口のように感じながら、明治用水の橋を渡り、流れの左岸を遡上するように進みます。



跨線橋 ↓

桜並木は大通りと交差するところで一時分断されます。この大きな跨線橋でその大通りを跨いでいきます。



メーンの見どころ ↓

跨線橋を下りて、少しだけ軌道修正すると、分断された桜並木が現れます。これほどの桜なのに、人影は少ないですね。



片側を遠望 ↓

明治用水の右岸側を少し離れて写してみます。 静かなものですね。



今度は少し近づいて ↓

人出の少ないことが良くわかると思います。皆が花を見ながらゆったりと時を過ごしています。



明治用水 ↓

今の時期は未だ水量が少なく、水も必ずしもきれいとはいえない感じです。



花のアップ ↓

花をアップで写してみます。



流れの左岸側 ↓

念のために明治用水の左岸側も覗きますが、当然似たような花模様です。こちら側はサイクリングロードになっています。



樹幹を見通す ↓

今度は貫禄のある樹幹を主役にして、並木を見通してみました。



戻る道 ↓

来た道を駅のほうに向かって戻り始めます。 皆さんがのんびりムードに浸っています。



こちらは白い花 ↓

これは随分白みの強い花に出会いました。



花曇り ↓

最後に花邑を見上げて撮ります。空は曇っていて、今にも降り出しそうになってきました。気温は25℃近くで寒さは全く感じませんでした。 こういうのは「花曇り」と言って良さそうです。
コメント (4)
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3/26 葦毛湿原と背後の稜線 その4(最終):ヒロハノアマナ・イチゲキスミレを見て、湿原に下る

2015-04-04 07:37:22 | 草花
午前中にやっと晴れ間が出てきました。でもこの天気は長続きはせずに、すでに九州の西のほうには次の雨雲が迫ってきているそうです。
そんなことですので、今年の希少なお花見のチャンスとなってしまいましたので、午後からお花見に行かなければなりません。
それにしても、今日は随分暖かく感じますね。


山のレポートに入ります。
富士見ポイントでは富士山が見えませんでしたので、春の山を楽しんで歩くことに専念して、葦毛背後の尾根道を東進することにします。

途中、太平洋側に眺望の良い場所で、そこに居合わせた人と腰を据えて花情報を交換し合います。
天気が良くて風もないお日和でしたので話がはずみ、思いも寄らぬ長休止となりました。

再び歩き始めますが、勝手の分かっている道で、この時季には未だ花が上がってきていないということは予め覚悟していますので、ことさら花を探して歩くようなことはありません。

ヤブツバキ ↓

花には遅いのですが、未だ花の残っている株はあります。



シュンラン ↓

花情報の交換の中でシュンランの咲いた場所を聞いていますので、そこで今度こそは咲いている花に出会えました。



モグラ君 ↓

モグラ君が地表に出て、昇天していました。



鞍部でヒロハノアマナの群生する場所に着きました。ロープで囲いをして保護してあります。
ヒロハノアマナ① ↓


ヒロハノアマナ② ↓


ヒロハノアマナ③ ↓

30年くらい以前にはこの場所以外にも、稜線上でヒロハノアマナの咲く場所があったそうですが、業者によって皆持ち去られ、売られてしまったそうです。残念なことですがここ一箇所のみで花を咲かせています。



鞍部の同じ場所でこれも保護されてイチゲキスミレが咲いています。
イチゲキスミレ① ↓


イチゲキスミレ② ↓


イチゲキスミレ③ ↓


イチゲキスミレ④ ↓

黄色く咲く野生のスミレは愛知県内ではこの一箇所でのみ自生するそうです。これも地元ボランティアの方たちが、保護活動を続けていて、小笹の刈り取りなどもしています。その甲斐あって少し増えてきているようです。



ショウジョウバカマ ↓

湿原に下る道筋で、沢と交差するところで、小規模の群生を見ました。



湿原内 ↓

湿原に下りました。



シラタマホシクサ ↓

これは枯れ穂です。シラタマホシクサはこの湿原の代表的な植物です。



ハルリンドウ ↓

湿原に入るとさぞかしハルリンドウが咲き乱れているに違いないと思い定めて、ここにやってきましたが、湿原はすっかり様変わりしていて、探してもなかなか見つけられませんでした。



ハルリンドウ ↓

数少ない花を探して、たとえ一輪でもそれを見つければ満足します。



ハルリンドウ ↓

湿原を出ようとして別の散策路を歩いて、それなりの塊を見つけました。



ショウジョウバカマ ↓

湿原内の春花の常連もいまは数が少なくなっています。



湿原の回復作業中 ↓

花が少なくなっている原因はこれでした。しかしこの措置は状況が改善するためのいわば生みの苦しみみたいなもので、これが済めば、湿原は全盛期のような花の楽園を取り戻すに違いないと期待しています。



ミツバアケビ ↓

湿原を出て車のところに戻る道で、林縁にミツバアケビの花を見ました。



歩行数 ↓

歩行数は大して伸びていませんが、これから車で雨生山のほうに移動して、もう一歩きすることになります。
どんな花模様が待っていてくれるか期待して車に乗ります。
コメント (4)
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