ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/12 遠望峰山・桑谷山 その5(最終):桑谷山荘跡地から林道を歩いて下る。

2015-04-20 08:21:30 | 草花
遠望峰山と桑谷山のシリーズはこの記事で終わりとなります。
今山行では、遠望峰山の最高地点に行けなかった事が残念でしたが、その気になれば、車で簡単にいける場所ですので、気が向いたら見通しの良いときを選んで行ってみることにしましょう。

今回は桑谷山の展望台から桑谷山荘に回って、そこから下山するのですが、時間が早かったので帰り道ではもう一度展望台に登り返して下りていくことになりました。

車に乗ってから、山麓の人工湖の周りを、山菜を探しながら散策したりしてから家に帰ります。

シリーズ最後のレポートとなります。

展望台から桑谷山荘跡地まで ↓

桑谷山荘の跡地までの道は、簡易舗装で、人が歩くには広すぎる道がついています。


ヤマブキ ↓

山荘間近の道端で、ヤマブキを見ました。長い時間山中を歩いて、出会ったのはこれ一本ですので、きっと植栽なのでしょう。



山荘跡地 ↓

旧国民宿舎の建物をアテにしてここまで来ました。夜景が綺麗そうですので、家族で宿泊しても悪くはないから、旅館のパンフレットを貰って帰ろうというつもりでいましたが、何のことはない。
建物は跡形もなくなっていて、ご覧の通りの更地がそこにありました。
こういうことが最近多すぎるような気がします。日本の元気がどこかに行ってしまったようで、寂しいことこの上ありません。



遠望峰山方面 ↓

跡地から遠望峰山方面を眺めます。



三河湾 ↓

眼下の三河湾は相変わらず靄に包まれてしまいます。



下の旧スカイライン ↓

すぐ下には旧三河湾スカイライン(現在は愛知県道525号蒲郡環状線)が見えています。



林道を下る ↓

建物の無くなった場所はもう用事がありませんから、これから車道歩きをして車を置いた場所まで戻ることにします。この道も林道となっています。(林道桑谷蒲郡線)



ムラサキケマン ↓

道端にはムラサキケマンが盛んに出てきます。



シキミ ↓

シキミの花は本日2度目となります。



登り返し ↓

林道を歩きながら、少し物足りなさを感じていましたので、もう一度山道に入り、展望台まで登り返そうと考えました。もしかしたら未だ見てない花があるかもしれない・・・・・という期待ですね。


再度展望台 ↓

結局、新しい発見はありませんでしたが、それでも歩いたという満足感は得られています。



ツルリンドウ ↓

展望台から林道に下りるまでの道のりは意外と長く感じました。道端で本日初めてツルリンドウの草を見ました。



ショウジョウバカマ ↓

「こんなところに・・・!?」という場所でショウジョウバカマの花を見ました。


ミヤマシキミ ↓

良い匂いがしていましたので、晴れ姿を撮って置きます。



松の根 ↓

林道に下りてから、のんびり、キョロキョロしながら下っていきます。岩盤に松の根がたくましく伸びている様と上の幹や枝葉とのバランスを見て、変に納得しています。



ミツバツツジ見納め ↓

途中で植林の手入れをしていた老人と20分ほど立ち話をして、いろんな事を聞きました。
「この山もセンブリが生えるが、他所からくる人は見境なく採りつくしてしまう・・・・」と嘆いていたのが印象的でした。 必ず生命の輪廻が繰り返せるように配慮して採って欲しいということですね。
ミツバツツジはこれで見納めとなります。


駐車地点 ↓

車に乗って帰りますが、途中で山菜を採ろうと思い、生育しそうな場所に立ち寄ることにしました。



途中の人工池 ↓

この池の周りでしたら日当たりが良いのでワラビが出そうです。



ノミノフスマ ↓

ワラビの出そうな場所を一回りしましたが、出てはいませんでした。タラの芽なら20くらいはありましたが、ちょうっと無理のある場所でしたので、採ることはしませんでした。
ノミノフスマは、田圃の畦に沢山咲いていました。


トキワアケビ ↓

その代わりに、今度こそ、花が開いたトキワアケビを見つけました。
これで心も軽く、家路につきます。
コメント (2)
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