ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/26 雨生山・金山の春花 その4(最終):下山。 花を探しながら駐車地点に戻る。

2015-04-08 07:34:52 | 草花
3月26日の山行記録を今頃まで引っ張ってしまいました。それというのも、ここのところ天気が良くなくて、山に出かけられないので、新しく山の記事が作れないでいるからなのです。

今回の記事は最終回で、これで葦毛の尾根歩きと、雨生山金山の散策記事もすべてアップのし終わりとなります。
この日、遠くの見通しは、それほど優れたとはいえませんでしたが、そんなときにはそんなときの良いところもあるのです。最後の最後に良い夕焼けを見ることが出来ました。

最後のレポートに入ります。
アセビ ↓

この時季の花とはいっても、この花に出会うのはそう多いことではありませんから、出会ったときには嬉しくて、思わずカメラを向けてしまいます。



小さな神社 ↓

下山地点に小さな祠がありました。たしか、麻布弁才天とあったような気がしました。
注連縄を潜って山の樹林から出ます。



キジムシロ ↓

林から抜けると、すぐ下に田んぼがあり、その畦にキジムシロが群れて咲いています。



ハルリンドウ ↓

ハルリンドウの咲き乱れた姿を探しますが、そんなものはどこにもありませんでした。
しかし、その付近をつぶさに探していくと、蕾んだ株が見つかりました。
つまり、この場所に来る時間が遅すぎた、と言うことですね。
時刻は午後五時丁度。まだ日が落ちるまでは一時間近くあり、あたりの暗さは微塵も感じられません。



意地をハル リンドウ ↓

でも中には小生のように、あまり時間を気にせずに生活する個体もあるかもしれない・・・と言うことで、意地を張るリンドウですね。探していく中で、やはりそういう存在もあると言うことが証明できました。



山裾歩き ↓

車を置いた場所まで、山裾を歩いて近づいていきます。



オランダミミナグサ ↓

藤原岳を歩くときにも感じることなのですが、山に入ると花に沢山出会えるような所では、山裾歩きでも沢山の花に出会えることが多いのです。この山でもそうに違いないと期待して歩きます。
平地で普通に出会う花でも、それぞれにお付き合いして行きましょう。



マンリョウ ↓

実のついたマンリョウも当然出てきます。



タネツケバナ ↓

タネツケバナはここまで来なくても我が家周辺でも雑草然として生えていますが、山のものはひとあじ違って清らかさが増しているように見えました。



ショウジョウバカマ ↓

この日に見た一番の群生でした。これは田んぼの脇の山裾で見たものです。



ミヤマシキミ ↓

ここでも咲いた花を見ます。



シキミ ↓

これは恐らく植栽ですね。畑のようにして沢山植えられていました。



栗の栽培 ↓

栗の栽培場所もあります。こういうのを何て呼ぶのでしょう。「栗畑」?、それとも「栗園」?



雨生山 ↓

ここで雨生山の全容が見えていることに気付きました。




今度は金山 ↓

こちらは金山です。



トサミズキ ↓

川の岸辺に黄色い花が咲いています。キブシかと思って近づいてみると違います。
この辺りではトサミズキの自生はないはずですが、その花が咲いているのです。



トサミズキ ↓

近づいて写しておきます。ネットで調べると自生地は高知県の「蛇紋岩地」のみ・・・・となっていました。
「蛇紋岩地」はここも同じです。
もしかするとまれな例で、隔離分布でここにも自生していたのかどうか・・・それはおそらく「否!」でしょうね。 
誰かが植えたものが生き残っていると見た方が良さそうですが、この近くで流れの上流にも2、3株咲いていました。きっと種で増えたのでしょうね。



夕焼け ↓

車に着いて、帰りの道が交通渋滞の時間になっていますので、未だ明るいうちに付近を散策してきます。
ストレッチなどをして時間稼ぎをしていると、入り日の時間がやってきました。
空が実に美しく染まっています。こんなにきれいな夕焼けは久しぶりに見た気がします。



雨生山・金山での歩行数 ↓

これに葦毛の稜線歩きの歩行数を加えると27,000歩になります。運動量としてはややきつい、一日となりました。
コメント (8)
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