ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/26 葦毛湿原と背後の稜線 その2:山裾を回り込んで高山浄水場・防火帯まで

2015-04-02 07:15:57 | 草花
昨日、保育園に孫を迎えに行ったところ、いつもの場所にいなくて、孫が小生を見つけて寄ってくるまで、あらぬ方角で探していました。
そして先生にご挨拶の段になって、これまた見知らぬ先生から声を掛けられて面食らいました。
つまり、年度替りして、先生も教室も変わっていたのでした。
そんなことを母親から聞かされずに迎えに出かけたのでもたつきました。

山歩きのレポートのほうに移ります。
この日は天気が良くて、歩き始めてすぐに汗を掻き始めました。
もう冬の寒さは来ないようですね。
上に着ているものを一枚脱いで、ゆったりとした気持ちで山の斜面を登っていきます。
山の中腹からは、巻道を、南へ、西へ、北へと等高線沿いに歩くようになります。
これは別段アテがあるわけではないのですが、カタクリの群落を探してのことなのです。
そして、その作戦は奏効して、カタクリの花に出会えることになるのですが、その花模様は明日の記事になりそうです。
巻道までの登り ↓

山の中腹を通る巻道に出会うまでは、真っ直ぐに登って行きます。



巻道 ↓

巻道に出会い、そこで右折して西向きに2km強歩くのですが、等高線に沿って山の襞を舐めていきますので、あるときは西へ・南へ・北へと、いろいろ向きは変わります。



トキワアケビ ↓

巻道でトキワアケビの厚い葉を見ました。



フユイチゴ ↓

倒木が道を通せんぼしていましたので、それを潜ろうとして屈んだときに、フユイチゴを見ました。



シュンラン ↓

ここのシュンランは日照条件が良くなくて、しかも北風の当たる位置でしたので未だつぼみです。



リョウブの新芽 ↓

マンサクの咲く場所に来て、上を見上げると、黄色いものが見えます。
マンサクの花が未だ残っていたか、と思って近づいてみたら、それはリョウブの新芽でした。 



ミヤマシキミ ↓

早とちりのぬか喜びを慰めてくれたのは、ミヤマシキミの赤い実でした。



ヒトツバ ↓

岩のあるところにヒトツバが群生しています。



岩崎広場 ↓

巻道をずっと歩いてきましたが、これで終了です。この岩崎広場は、場所はあっても、めぼしい花は見当たりませんでした。



霊園 ↓

山腹を滅茶苦茶に切り拓いて・・・・・こんなことをするのは民間企業でしょうね。
ずっと上のほうに墓地がありました。霊園名は挙げずにおきますね。



渥美半島の山を遠望 ↓

よせばいいのにその霊園内に入って行きます。というのは、目指す方角に霊園が邪魔していたからです。
そして墓地の一番高いところから遠望しますと、渥美半島の山が見えています。
(次に、カシミールの描画で、山座同定します)



カシミールで描画 ↓




桜の下から山に潜る ↓

墓地の端で咲いていたのは、色の濃い桜でした。この木の下から山にもぐりこみます。



カラスザンショウ ↓

ひと山越えて、開けたところに出ると、そこにはカラスザンショウが沢山生えています。



コウヤボウキ ↓

コウヤボウキの枯れ穂も、暖かそうです。



もう一山越えよう ↓

目指す場所がちょっと見当違いでしたので、もう一山越えることになりました。
この鉄塔を越えると、また激しく下ります。(距離ではなくて傾斜角度です)



高山浄水場が見えた ↓

近くに高山浄水場のタンクが見えてきました。



サルトリイバラ ↓

サルトリイバラのつぼみがありました。北風から守られた場所でしたので、もう蕾をつけられるのですね。



防火帯 ↓

この防火帯を真っ直ぐ登ることに決めました。中腹以降が相当急で、転げ落ちそうな感じもあります。
水平距離は400mのところを高度差が170mあります。タンジェントの表で見ると約23度の傾斜のようです。



ヤブコウジ ↓

この防火帯に取り付きます。防火帯全面に笹が生えていて、やがて三年もしないうちに笹で覆い尽くされてしまうことでしょう。
この笹の中に足を踏み入れて、最初に見たのはヤブコウジでした。
コメント (8)
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