ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/12 遠望峰山・桑谷山 その2:”山中模索”? 山襞を巻いてまいて・・・・進みます。

2015-04-17 08:28:03 | 草花
山には尾根がありますね。そして大概の場合は尾根に挟まれて沢筋が作られています。
今回の場合は山体を横に巻いて歩くケースとなり、山襞の尾根→沢→尾根→沢→尾根・・・・・を際限なく繰り返していく道中でもありました。

道の通りに歩いていればよいのですが、山中に潜って、草木を掻き分けて歩くのも、なかなか面白いことが多くあるのです。

でもこんなことが出来るのも、ダニやヤマヒルの出てこない今のうちだけの世界ですね。
もう少しすると、そういう探検まがいのことも出来なくなってきます。
藤蔓 ↓

木に巻きついた蔓植物を、これからあとに見ていただくことになります。まずはフジです。



カラスザンショウ ↓

サンショウの仲間ですから棘がありますが、このように太い幹では、棘の部分は丸い突起状になっています。



獣道 ↓

山の中では獣道が同じように通っています。こういう道も利用させていただきます。



螺旋階段 ↓

これはしつこくぎゅうぎゅう巻きしていますね。口に出して”○○女の深情け”とは言いませんが、これは困ります。



枯葉を踏んで

山の斜面を枯れ葉と遊びながら進んでいきます。こういう広い空間もあるのです。



サルノコシカケ ↓

こういう菌に取り付かれた木の寿命は、そう長いことはないようです。



ミヤマシキミ ↓

鼻を近づけると、小生でも分かる、良い香りがあります。



ケルン ↓

稜線のくぼみにケルンが積んであります。こんな場所にも人が入っているのです。



コクラン ↓

沢に沿った、やや湿地にこの草がありました。今回はこのとき一回だけの出会いでした。



沢を跨ぐ ↓

ここで何度目かの沢越えをします。初めて水の流れる沢に出会ったものです。




ショウジョウバカマ ↓

ショウジョウバカマの美しい花が沢の岩の上で咲いています。



まるで刀の鍔 ↓

キノコが木の両側に生えて、まるで刀の鍔のように見えます。



カンアオイ ↓

葉が虫食い状態のカンアオイを見ました。ギフチョウの幼虫が葉裏についていないか、葉を返してみますが、居ませんでした。



シキミ ↓

シキミの個体をたびたび目にしてはきましたが、すべてに花は付いていませんでした。ここで初めて花つきの株を見つけました。



ミツバツツジ ↓

藪漕ぎをしていて、目の先に、きれいな赤紫色を見ました。こういう場所で見るミツバツツジの花は最上の美しさに感じます。



ヒイラギ ↓

ヒイラギの低木にも何度か出会いました。



イヌツゲ ↓

これも同じように複数回出会っています。



テイカカズラ ↓

今回もテイカカズラに通せんぼされました。
相変わらず棘のような気根が沢山出ています。



沢跨ぎ ↓

沢に白く直線状の糸のようなものがありますが、それに近づくと樹脂製の水道管でした。思うに自然水を使うべく敷設したもののようです。



逡巡 ↓

「行きつ、戻りつ、捩じくれて・・・・」迷いの権化を見ました。


コメント (4)
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