ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/7日 蒲郡の御堂山・砥神山・相楽山 その5:砥神(とがみ)山は双耳峰(東・西二つの頂を持つ)だった

2015-04-13 07:45:21 | 草花
大分以前のことになりますが、砥神(とがみ)山には相楽(さがら)山から稜線を歩いてきたことがあります。
しかし、そのときには砥神山が双耳峰であることを知らなかったので、相楽山から近い、東の頂だけ踏んで戻ってしまった可能性が高いですね。はっきり覚えていないのできっとそういうことだと思います。
今回は西のほうから回りこんで歩きましたのでそのことに初めて気付いた次第です。

念のために南方からこの山を見たカシバードCGを記事の始めに掲載します。
カシバード描画による砥神山の山容 ↓


石段に手摺 ↓

山道を進んでいくと石段に合流します。その石段は左側に灯篭があり、右脇にはモノレールも付いています。
このモノレールは何のためにあるのか? ちょっと考えていました。



その先に神社 ↓

その答えはモノレールの途切れたところで推測がつきました。
石段の先に小さな神社がありました。つまり神社建造のために資材を運ぶ役目、そしてそのあとの祭事用の物資を運び上げるためのもののようです。



狛犬 ↓

小規模の神社ですので鳥居が有りません。しかし、狛犬は山の斜面に対で置かれています。



「砥神神社奥宮」 ↓

砥神神社奥宮とありますので、平地に本宮があるのでしょうね。
ネットで調べると、蒲郡市豊岡町地区に砥神神社がありました。ご祭神は木花咲耶姫命 ほかで、境内の椎の巨木をご神木としているようです。



脇を抜けて ↓

トンネルのように見えますが、建物の脇ですね。これを抜けて山道が続きます。



役小角 ↓

神社の裏手に老人の石像があります。恐らく役の行者(役小角)でしょうね。



小祠 ↓

山道沿いに祠があります。その昔は山頂に本社があり、江戸時代になってから平地に下ろしてそちらを本宮にしたということですので、こういうものも山頂がメーンであった時代の名残かもしれません。



砥神山の西峰 ↓

登りついたところが西峰となるようです。



山頂に磐座(いわくら) ↓

西峰の山頂には岩が立っていて、その岩に注連縄がしてあります。これを磐座(いわくら)というのでしょう。
これから東峰に向かう稜線の途中にも石囲いをした、似たような宗教的な雰囲気の感じられる場所がありました。



西峰山頂 ↓

ここに看板があり、それには標高252mとありますね。



渥美半島の山並み ↓

三河湾の向こう側に渥美半島の山が見えています。



カシバードで確認 ↓

山名を確認しておきます。



豊橋方面 ↓

東方に豊橋方面の山並みが見えます。先日歩いた部分が見えているのです。



カシバードで確認 ↓

このときには雨が上がっていたので、少しは遠くが見えていたのです。



ヒメユズリハ ↓

いつも見るユズリハとは違いやや小型で、葉も垂れ気味ではありません。海岸に近いことからもこれがヒメユズリハではないかと推測しています。



稜線上の聖地? ↓

西峰から今度は東峰に向かいます。途中の稜線上に神社の玉垣のようにされた箇所があります。
小生はこれも立派な磐座(いわくら)ではないかと推測しましたが、如何でしょうか?



東峰 ↓

西峰を離れてからおよそ10分くらい歩いた後に、行く手に見晴らしのよさそうな場所が出てきました。
東峰に着いたようです。



眼下の眺め ↓

ここも三河湾の眺望にすぐれていました。
蒲郡の市街の先に海に浮かぶのは三河大島です。



東峰の山頂 ↓

ここでも看板では標高を252mとしています。東も西も同じような高さなのですね。



役の小角 ↓

西峰では神社奥宮の裏手に石像が座っていましたが、今度の東峰ではブロンズで、ちょっとイメージが違います。



これは? ↓

山頂の中央部でこのような囲いがありました。三角点か水準点、あるいは標高点の跡でしょうか?
コメント (6)
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