ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/7日 雨が道連れ 恵那山で濡れてきました。(概説)

2014-06-10 12:50:34 | 草花
時々山行を共にするお友達と、この5日に恵那山を歩くことになっていましたが、その日は相当天気が悪くなりそうでしたので、行くのを断念していました。

そのお友達の日程調整が付かないので小生が単独で行くことにしましたが、天気が思わしくなくて6日に山入りはせず、一日延ばしの7日に山入りしました。
この日は目覚まし時計が鳴ったのに気付かず、一時間遅れの出発となりました。

恵那山のアプローチ林道の入口に来て見ると、目指す黒井沢へ通じる車道は通行止めとなっているではありませんか。
仕方なく長い尾根道を歩くことになる前宮ルートに変更して、沢沿いで車を置ける場所に駐めて歩きだしたのは午前7時10分過ぎでした。
この時間は小生としてはちょっと気になる遅さでした。

全行程鳥瞰図 ↓

今回は車を置いた場所から時計回りで歩いています。(歩行距離は29kmでした。)



橋が流されて・・・ ↓

この橋は流されやすくて、この沢渡りが無理なら今回は山に入るのを断念しようと思ってきて見ましたが、沢(川)の水が、未だ少なくて簡単に向こう岸に行けました。



サラサドウダン ↓

今回、山の中腹付近でサラサドウダンをたくさん見ました。



イチヨウラン ↓

今山行では、この花との対面を楽しみにしてやって来ましたが、このルートでははじめて出合いました。



シロヤシオ ↓

シロヤシオにも沢山の場所で出逢いました。



ゴゼンタチバナ ↓

他のルートでは気づかなかった花ですが、このルートで見られたのは嬉しいことです。




タケシマラン ↓

名前は”ラン”ですが、ラン科のものではありません。秋口に綺麗な赤い実が着きます。



オサバグサ ↓

ケシ科の花で、この山がわが国の生育の南限だと聞きました。



バイカオウレン ↓

始めのうちは花が終わっていましたが、高度が上がるにつれて花に間に合って来ました。
頂稜部ではコケの上に群生していました。


ミツバオウレン ↓

バイカオウレンほどではありませんが、この花も時々見られました。



ギンリョウソウ ↓

山頂を挟んでこちら側と向こう側の同じくらいの高さのところで見ました。



ズダヤクシュ ↓

黒井沢側に下りて行くと、その道は沢沿いの道ですので、その環境に適した草が出てきます。


タチカメバソウ ↓

いかにもムラサキ科という花を咲かせて群生しています。



ユキザサ ↓

ある場所で、目を見張るような真っ白な花を咲かせていました。



コケイラン ↓

山の端に日が入ってしまい、まだ夕方でもないのにあたりが暗くなってしまいました。
この野生ランを見たいと思って黒井沢側に下りて来ましたので、拘わって撮ります。



これは渡れた ↓

登山道の最終段階の木橋でしたが、これはしっかりしていました。

これから後は広い地道を歩き、その後からアスファルトの林道歩きが続きます。
往きにゲートが閉まって、通行禁止となった箇所はどこのことか?・・・と探しながら10kmの道を大き目のこうもり傘を差して、雨に濡れながら歩きました。

雨に降られて余分な手間があった割には、思い切り気ままに歩き、こんな山行があっても悪くはないなという気持ちで家路につきます。
携帯電話の通じないところが大部分で、家人との連絡面ではかなり苦労したことを付け加えておきます。
コメント (8)
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