ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/3日 季節と共に 自転車で 3の1:在原寺まで シモツケ 枇杷の実 ユキノシタなど  

2014-06-07 07:22:58 | 草花
標題の中にあるお寺の名前ですが「在原寺」は伊勢物語の在原業平に因んだお寺で、愛知県知立市にあります。
愛知県知立市というよりも伊勢物語の世界では「東下り」で名前を知られた三河八橋のほうが通りはよいかもしれません。
古文学の世界で名前を知られたこの地には古くから文人墨客が数多く訪れ、足跡を記しています。
この地に業平所縁のお寺はいくつかあり、一番主だったところは無量寿寺なのですが、この在原寺のほうは寛平年間(889年~897年)に在原業平の菩提を弔うための業平塚が築かれた折、その塚を守る人の御堂として創建されたと伝えられています。
しかし、年月の経過と共に荒れ果てていたところを、江戸時代文化6年(1809)に再建されたものだそうです。
在原業平は伝説的な人になっており、日本各地にお墓(や塚)があったりしますね。

今回は自転車ではっきりと目的意識は持たずに、ぶらっと出掛けた際の路傍の風景を三つに分けて綴ります。

サイクリングロード ↓

始めは一般道をゆっくり走っていましたが、道は自然とサイクリングロードに出てしまいました。
そうなると是非もありません。危険のないサイクリングロードを走ることになります。
道沿いにキンシバイの生垣があります。




衣浦豊田有料道路 ↓

国道一号を超えた所で、今度は旧道の東海道ですね。それを越えて、この有料道路があります。
この道は伊勢湾岸道路の豊田東インターの直近まで通じています。



アガパンサス ↓

アガパンサスはあと少しで花が開くようです。



ホザキシモツケ ↓

始めの部分の記述で目的意識を持たずに出て来たと書きましたが、この花と出会えるかどうかということはかなり強く意識してはいました。というのもネットのお友達の記事にこれが出て来ましたので、こちらでも・・・・という意識があったのです。


生垣 ↓

ロード沿いの生垣にこんなものも使われています。



シモツケ ↓

これはシモツケですね。



不明の美花 ↓

サイクリングロードから一般道に降りて、八橋のあたりを走っている中で見かけた花です。
かなり美しく感じたので、花の名は知りませんが撮っておきました。



枇杷の実 ↓

最初に訪問するお寺さん在原寺に近付きました。どうも裏手から入ったほうが近そうですので、そうして近付きますと、枇杷の実を見つけました。色付きが進んでいますね。



在原寺境内の一叢薄 ↓

在原寺の境内に来ました。
この寺でも一むらすすきがあり、
♪八橋の一むらすすき穂に出でてはるばる来ぬる人まねくらん♪という歌が添えてありました。



業平の竹 ↓

同じように業平の竹もあります。こちらにも次のような歌が添えてあります。
♪在原のありし昔を伝え来てのこる形見の竹の一ふし♪とあります。
この竹は”縁結びの竹”といわれているようです。



ユキノシタ ↓

ユキノシタの花を今年では初めて見ました。最近は民家でこの花を余り見ませんね。




在原寺 ↓

在原寺を正面から撮ります。境内にはおそらく昭和の末期か平成の10年代までに建立したと思われる種田山頭火の新しい句碑がありました。
コメント (4)
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