ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

6/7日 雨とともに歩いた恵那山 その3:オオカメノキ コヨウラクツツジ ゴゼンタチバナ 

2014-06-13 06:46:25 | 草花
恵那山の山頂に到るコースは大まかに言いますと4本のルートということになります。
南が黒井沢ルートで、北東に広河原コース、もう少し北寄りに富士見台・神坂コース、そして西側から近付く前宮ルートがあります。

それぞれのコースの特徴を挙げるならば、黒井沢コースはファミリー登山向き。途中に水場と避難小屋があるので安心。

広河原コースは2001年10月7日オープンの阿智村側の新ルート。恵那山への最短ルートで、かなり歩きやすい。ただし急勾配が続く。

富士見台・神坂コースは天気が良ければ抜群に展望のよい尾根道で、登山道沿いには花も多い。

そしてこの記事で歩いている前宮コースはウエストンの歩いた歴史の道でありますが、標高差が1440mと大きく、途中に避難小屋や水場がない上に、登りに6~7時間、下りにも約4時間、合計10時間ほどを必要とする。
(以上は@恵那山という優れた恵那山の紹介ページ中の”登山ルート”より抜粋引用加筆)

と言うことになっています。今回は前宮ルートで頂上に来て、黒井沢ルートで下山しています。

オオカメノキ ↓

オオカメノキは1000mくらいのところから山頂までのところで見ました。
始めは花が終わった実の姿でしたが、登るにつれて花が残って来ました。



バイカオウレン(種) ↓

これも海抜1500mくらいからこの画のように種になった姿で出て来ましたが、上に行くにつれて花の姿で出てくるようになります。




ツクバネソウ ↓

ツクバネソウも山頂を挟んで、こちら側と向こう側で姿を見せてくれます。



コヨウラクツツジ ↓

この木は標高1800m以上のところで花を見せてくれていました。




木曽御嶽 ↓

不思議なものですね。遠くの眺望は全く諦めていましたが、雲の向こうに木曽御嶽が見えているではありませんか。予期せぬ出来事に一人で大喜びをしました。




笠置山 ↓

これは中津川市の西にあって独立峰的な見え方をする笠置山(1128m)です。



ウスギヨウラク ↓

ウスギヨウラクが未だ蕾に近い状態で出て来ました。もう少し開いてヨウラクツツジらしい姿で見たかったです。



シロヤシオ ↓

やっと花のたくさん付いたシロヤシオに出逢えました。



カヤト ↓

何らかの要因であたりが刈り払われて枯れ木と笹の生えた明るい部分に出ます。こういうところをカヤトといいますね。


ゴゼンタチバナ ↓

カヤトの中を歩いているとき、足元にゴエンタチバナを見つけました。



大川入山 ↓

同じ場所で目を上げると大川入山が見えていました。(中央の尖りです。)



ツルツゲ ↓

この山でツルツゲをこれ以降何度か目にしましたが、花には出逢えませんでした。



行者越え ↓

行者越えという岩を乗り越す場所に差し掛かりました。



行者様 ↓

大岩を通り過ぎるときにふと横を見ると、行者様が見守ってくれています。
例の役の小角さんでしょうか。


シャクナゲ ↓

シャクナゲの木は何度か見ていますが、花の気配は全くしませんでした。



十四合目 ↓

平坦コースでひと段楽していた道もこの辺りから再び傾斜が元に戻り、これから標高2000mの高度を目指すことになります。
コメント (4)
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