春の賃上げの結果、月例給与+ボーナスで働き手の可処分所得が増えれば、それだけ融通の利く家計費のやり繰り幅が大きくなる筈。
例え、物価上昇が止まないにせよ、国民の不満の声が大きく聞こえて来ないのは、大人しく、優し過ぎる位の国民性と相俟って、そんなところに起因している様にも見える。 可処分所得が少なければ、工夫の仕様もなく、マスコミも悲鳴を取り上げようが、取り上げるは、関係の経済的弱者支援のNPO法人で、大手マスコミの粗い網目には掛からない様だ。 同じく声なき声の年金生活者の場合は?
賃上げ率、何%、大手企業云々、中小企業云々、格差がどうの、と言ったって、手元現金が増えれば、諸物価が高騰しても、その現金の使い方を工夫し、大きな不満も帳消しになる様にしか見えない。
一方で、大手企業が最高益を計上・公表する株主総会シーズン真っ盛り。
賃上げが物価上昇に追いつく筈がないこと目に見えるが、大きな社会問題、経済問題としないのは、そういうことなんでしょう。
今は、国際比較で何だかんだ言ったって、幸せな国民なんでしょうね。
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