渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

第32回国際架橋書会 選抜展

2024年06月23日 | 日記

昨日、書道展を覗きに銀座4丁目の鳩居堂に出向いた。   4丁目は、丁度、歩行者天国で、外国人が多く大混雑。

正会員に迎えられ出展の我が師匠の作品を楽しませて貰いました。  中国から伝来の漢字から派生し日本固有の文字として育まれた仮名作品は、殊の外、難しい様ですが、頑張っていますね。  作品を見たら、何と書いてあるのか、まず読みたくなるのが普通だ。  しかし、読めずに、益してや、意味も分からず何を書こうとしているのかも判らず、用紙、筆捌き、墨の濃淡、躍動感やらリズム感・強弱、文字の配置、バランス、余白の創り方、そして、作者の込められた思い・心意気の表出具合等々、それらが混然一体になって、見る者に迫って来るか、結局は、その作品が気に入ったか否かだ。  その為には「美の壺」じゃないが、それなりに抑えどころを心得て、数多くの作品に接しない事には、うわっ滑りだけで、中に入れないことになる。   如何せん、書を見る機会が殆どなければ、なかなか理解し難いし、芸術広く似た様な話になろう。

我が師匠の作品については、帰宅後、門前の小僧の思いをざっくばらんに話し合い、毎度、似た様な話で終る。

会長、理事長にご挨拶、師匠作品以外では、F先生作品が私好みで、大いに楽しめた書道展でした。  大変有意義なひと時、有難うございました。

オープンの11:00から1時間半程お邪魔し、退出、2:30 p.m.からのラグビー 日本 vs. イングランド戦を楽しみに、帰宅の途に就いた。

 

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