渾沌滅七竅

生命ある無秩序を愛する渾沌。

フェンシングで個人金メダル

2024年07月29日 | 日記

あれから、もう何年経つやら。

今から11年前、「2020東京大会」が決まった瞬間、発表会場で小躍りし、抱き合って喜ぶ彼の姿が忘れられない。  今パリ2024大会、当時の彼の活躍を見て、このフェンシング界へ、そして個人で金の快挙、並み居る本家の強豪を打ち破っての頂点、彼、指導者冥利に尽きよう。

マイナー競技だったフェンシングを初めて「日本の世間」に押し出した彼・太田氏の言動、活躍は、好感が持てた。

と同時に、思い起こされるのが私の高校入学時1年2組のクラス担当で英語教師・海老塚先生の面影で、ざっと60年前の話。

フェンシング大好き人間で、エペ・フルーレ・サーべル(サーブル)の話をことある度に聞かされた。 体型も、何とはなしにそれらしく、錨肩だったし、構えると細身によく似合っていて、格好良かった。  今、フェンシングに、ひと際思い入れがあるのも、こうした機会に巡り合ったお陰だ。

先生推薦の研究社刊、昭和33年新版、山崎貞・著「新々・英文解釈研究」は、大変お世話になった英語勉強最強の助っ人で、その手垢が物語っており、断捨離とは無縁で、今も、書棚にあって、私を見守って呉れている気がする。

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