読み始めたら、止まらない。
250頁余りの文庫本と約900頁の単行本を並べて、読み始めたが、この原本の構成もあろうが、頁を括るスピードが徐々に早まる。
これ迄の読書体験からは、あまりこういった経験はなかった。
しかも、共感する内容ばかりである。 もろ、日本人を自覚するが、年のせいもあるか?
この本のフランス語版があった場合、彼等が読んだら、どんな感想を抱くか興味が湧く。 物凄い違和感を感じる筈だが、この21世紀にこんな国があることを知って、驚くだろうな。 欧米からの訪日観光客の日本文化・伝統・慣習等に対する好意的見方が多く取り上げられる様だが、殊に政治や社会の在り方等になると考え方の違い等は際立つのだろうな。 「自由・平等・博愛」です。