住んでいる小田急線・新百合ヶ丘駅界隈は、山坂が多い。
最寄り駅まで歩けない住宅地も多く、勢い、市営、或いは、小田急バス、更には、タクシー利用が求められる。 「オンデマンド交通」と称される。
10年以上前から、On demand Microbus サービスの実証実験が行われてきている。
地域住民からの要望の声は多いが、実際に利用するとなると、何かと利用のルールが細かく、実験のみに終わってしまって、地域の公的サービスとして定着していないのが実情。
成田空港等で、中国人による白タク・サービスが横行、一方、タクシー運転手不足の問題も浮上、認可制の相乗り白タクも検討される昨今。
今からザッと30年前、海外勤務時代、彼の地で、まさにこの 「On demand Microbus」サービスを体験した。 日本の様に予約型といった七面倒なルールもなく、大まかな巡回‣運行ルートが決められていて、手を挙げればタクシーの様に止まって乗車可だし、停留所じゃなくても、降ろして貰える。 時刻表がある訳でもなく、頻繁に巡回している。 基本的な点のみ決めていたので、使い勝手が良く、重宝したものだ。 がんじがらめで、融通の利かない日本じゃ、難しいでしょうね。