春の陽気で、ほゞ事前計画通りの初日。
秋田駅から「リゾートしらかみ」で奥羽本線を北上、約1時間で東能代駅でスイッチバック、ローカル線・五能線に入り、日本海を見ながら海岸沿いを憧れの深浦駅、千畳敷駅へ。
日本海の自然の景色は悪くはなく、見所ではスピードを落とす観光客サービスまでして呉れるJR東日本。 ところが、海岸っ淵を走るので、話題のプラスチック・ゴミが、矢鱈に目立つ。 お金を掛けていない街々の風景等、寒々とした冬の日本海の様子と相俟って、観光立国を目指すにしては、やゝ貧しげで寂し過ぎる印象。 リピーター観光客なんて考え難い。 きっと真夏の様子は違うのだろうな。
夕陽を見ながら、鰺ヶ沢駅から18時過ぎに五所川原駅へ到着。 首都圏と然して変わらない陽気だったが、ふっと頭をかすめるは、「津軽海峡・冬景色」の一節で誰一人見掛けない駅。 直ちに、徒歩5分の予約済みホテルへ。