大晦日の昼下がり、馴染みの地域『銭湯』に出向いてみた。
午前中は、連日の庭の清掃、窓ガラス拭き、風呂場掃除等の大掃除や自室での断捨離の後片付け。 気温16℃と穏やかな日和、愛車ミニバイク(写真手前)にコロンビアで女房殿に買った粋な革ジャンのお下がり姿で。
7年前には、TBSラジオの人気番組「毒蝮三太夫の『ミュージック・プレゼント」の生中継もあった、創業58年の古びた家族経営の浴場。 あの時、現場へ駆け付けられず、已む無く車の中で聴いたことが忘れられない。 大資本のスーパー銭湯ではない伝統的な昔ながらのお風呂屋ゆえ、応援のつもりで、時折り通う。
今日は、やけに混んでいて、先客15人程だったが、その後、引きも切らずに出たり入ったり。 普段は、3・4人がいいところ。 番台の年増の姉さんに訊けば、例年、大晦日は晩になってから混み出すが、いつもと違うと小首をかしげていた。 気風の良い姉さんが大好きで、いつもチョッカイを掛ける。 ベラルーシ人張りに目鼻立ちシャッキリの造形美人、皺隠しか濃い目の化粧、今もだが、昔は、さぞ・・・。 銀行勤めを定年で辞め、以来18年間、番台から世の中を眺めて来たとか。
風呂上りは、駅前の酒屋の『角打ち』が恒例だったが、改築中。 来年オリンピックの頃の再開が楽しみだ。