腰の高い相撲

大関・稀勢の里、悲願達成、多くの相撲ファンが待ち望んだ優勝、おめでとう。

日本出身力士の横綱誕生を待ち望まれる中での初優勝ですから、千秋楽・結びの白鵬戦の結果を待たずに、推挙しても良いのではないか、との協会幹部からの意向が流れるのも判らない訳ではない。

その意味で、時代が、横綱を生むことは、理解出来なくもない。

しかしながら、今場所の何番かも、そうだったが、「腰が高い攻め」は、直っていない。
相撲巧者でもなく、相撲通を唸らせる相撲ではない。
昔の柏戸の様に圧倒的なパワーを見せつけ、腰高も何のその、ブルドーザーの如く押し切る強い相撲でもない。
残念ながら、成る程、と納得させられる相撲ではないと感ずる。
皆、それなりに唸らせる様な相撲取りだったと記憶する。

日馬富士や鶴竜は、然して体力的に恵まれぬ中、良く頑張ってはいるものの、途中休場。
白鵬も、往時の絶対的な強さが影を潜めて来た。

相撲ファンの気持ちや大相撲興業の見地からか、千秋楽の白鵬戦の結果がどうであれと、やや勇み足的に「良いのではないか」と吹聴するのは分からぬでもないが、結びの一番も待てずに、胆力不足？で腰が座らない幹部は、如何なものか。

また、真に立派な新横綱を期待するもの故、もうひと場所、成績とその相撲内容を見たいものだ。

ブルースハープのリード・ファイリング

リードを削って、テン・ホールズ・ハーモニカをカスタマイズすることを覚えましたが、工作用金属製ヤスリを使っていますので、なかなか難しいです。
他のリードを引っ掛けたり、周辺を傷つけたり、思わぬチョンボでハーモニカを台無しにし兼ねない。

工作用、回転式電動ヤスリを捜しに、町田駅の東急ハンズに行ってみた。
￥１００ショップ・ダイソーがありましたので、覗いてみたら、今や￥１００ショップとは名のみ。

店内を見て廻り、大規模小売店への変貌ぶりに驚いた。
店員に聞いたところ、家庭用ミニ・ルーター￥８００／￥６００を紹介してくれた。

ほぉ、成る程、と説明書きを読んで、電池式の￥６００ミニ・ルーターを購入。

帰宅後、早速、試してみたが、塩梅が良さそう。
チカラを入れて削る訳でもなく、ビット先端にはダイヤ砥石が付いているので、スイッチ・オンの上、軽くリードにあてがうだけで、狙った箇所をピンポイントで擦れる。
周辺を傷つけることもなく、簡単にリードの＃・ｂ調整が出来そう。

改めて、パディリヒター・チューニングやカントリー・チューニング用にトライしたい。