「“茶色の朝”を迎えたくなければ、思考停止をやめることです」
哲学者・高橋哲哉さん
↓ ↓ ↓
“まるで、街の流れに逆らわないでいさえすれば安心が得られて、
面倒にまきこまれることもなく、生活も簡単になるかのようだった。
茶色に守られた安心、それも悪くない。”
20年前にフランスで刊行されベストセラーとなった『茶色の朝』は、
「茶色以外のペットは処分するように」という法律を皮切りに、
“俺”と友人シャルリーの身の回りで次々に「茶色」以外の存在が認められなくなっていく物語だ。
↓ ↓ ↓
従っていればそんなにひどいことにならないだろう、
自分自身が危険にさらされているわけではないという感覚は、
多くの人に共通のものかもしれません。
心のどこかに引っかかるものがあっても、
日常生活に紛れて忘れてしまったり、
煩わしさに口をつぐんでしまったり……。
法律や制度にも、逆らわずにやり過ごしていれば、
とりあえず面倒なことにはならないだろうと。
そんな傾向が確かに私たちの中にもあるのではないでしょうか。
↓ ↓ ↓
「最初、彼らは共産主義者を攻撃した。
私は違うから黙っていた。
次に社会主義者を攻撃した。
私は違うから黙っていた。
次に自由主義者、次にユダヤ人……
最後は自分も攻撃される側になったが、
誰も助けてくれなかった」
↓ ↓ ↓
今、日本で起きていることは全て、
多数の有権者が持する内閣の下で行われていることです。
結果は自分たちに跳ね返ってくる。
逆にいえば、今が社会を変えるチャンスかもしれません。
問題が大きくなるほど関心を持つ人も増える。
より多くの人が考えて、参加することが、
社会を変える力になります。
原発も米軍基地も実は自分たちの問題である
ということをどこまで考え続けられるか。
それを私たちは問われているのだと思います。
哲学者・高橋哲哉さん
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“まるで、街の流れに逆らわないでいさえすれば安心が得られて、
面倒にまきこまれることもなく、生活も簡単になるかのようだった。
茶色に守られた安心、それも悪くない。”
20年前にフランスで刊行されベストセラーとなった『茶色の朝』は、
「茶色以外のペットは処分するように」という法律を皮切りに、
“俺”と友人シャルリーの身の回りで次々に「茶色」以外の存在が認められなくなっていく物語だ。
↓ ↓ ↓
従っていればそんなにひどいことにならないだろう、
自分自身が危険にさらされているわけではないという感覚は、
多くの人に共通のものかもしれません。
心のどこかに引っかかるものがあっても、
日常生活に紛れて忘れてしまったり、
煩わしさに口をつぐんでしまったり……。
法律や制度にも、逆らわずにやり過ごしていれば、
とりあえず面倒なことにはならないだろうと。
そんな傾向が確かに私たちの中にもあるのではないでしょうか。
↓ ↓ ↓
「最初、彼らは共産主義者を攻撃した。
私は違うから黙っていた。
次に社会主義者を攻撃した。
私は違うから黙っていた。
次に自由主義者、次にユダヤ人……
最後は自分も攻撃される側になったが、
誰も助けてくれなかった」
↓ ↓ ↓
今、日本で起きていることは全て、
多数の有権者が持する内閣の下で行われていることです。
結果は自分たちに跳ね返ってくる。
逆にいえば、今が社会を変えるチャンスかもしれません。
問題が大きくなるほど関心を持つ人も増える。
より多くの人が考えて、参加することが、
社会を変える力になります。
原発も米軍基地も実は自分たちの問題である
ということをどこまで考え続けられるか。
それを私たちは問われているのだと思います。