#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【池袋鈴ん小屋】里アンナ

2011-11-06 | MUSIC
最後は奄美大島の歌姫、里アンナさん。

ギター1本の伴奏とは思えない華やかさ。
声の質なのか、音域の広さなのか、音圧によるものなのか。

それまでの奏者がどちらかというと
ココロに沁み入るような音楽であったとすると、
里さんはココロを充たすような、押しの強さがあった。

善し悪しは好みで分かれるところだし、
その華やかさは天性のものを感じたのではあるけど、

工業製品の輝きばかりが目に付いて
工芸品の趨きまでは至らなかったように思う。

それでも工業製品は確実にニーズが高く、
工芸品は大量生産できない弱みもあるのだが。

しかし音楽の良さは、奏者の生き様が写し出されるところにあると
撮影する際はいつも心がけて構えるのだけど、

たとえば三上寛さんのような時間の堆積と熟成から芳じられる音楽とは
対極にある音楽だと、ボクには映った。


Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【池袋鈴ん小屋】二羽高次

2011-11-06 | MUSIC
二羽高次さん。
オフィシャルホームページが完成。
bozzoの写真がふんだんに使われている。


いきなり江戸時代の民謡を生唄のみで16分聴かせ、
その後「会津磐梯山」へ…と民謡だけで前半をつなげた。

自分のルーツとの共鳴をめざしているような
その展開に、なにやら光を見たような思い。

絞り出すような歌い方にも、燻し銀の輝きが付加されたような、
後光さえ見えそうな佇まい。

西麻布新世界と池袋鈴ん小屋。
一週間に2つのステージを堪能したのだけれど、
そのどしりとした存在感には、地に足の着いた歌い手の自信がみえる。

「二羽高次」の今後に目が離せない。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【池袋鈴ん小屋】JUJU

2011-11-06 | MUSIC
JUJU。
いつものアバンギャルドなフレーズではなく、
寄り添うような温かなソロで、やさしくちみんを包む。

そこに音楽家として積み重ねてきた
年輪の重みを感じた。

そういう歳になってきたんだなあ。



Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【池袋鈴ん小屋】ちみん

2011-11-06 | MUSIC
ちみん

ジャケ撮影のときには感じなかった内奥の疼きが、
詞と曲に変化を遂げて、ココロに届く。

根っからの歌い手であることを見せつけられた。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【池袋鈴ん小屋】ちみん+JUJU

2011-11-06 | MUSIC
2番目はちみん+JUJU。

ニューアルバムの楽曲を聴かせてもらって
「ちみん」という言葉の響きとはかけ離れた
ハスキーウィスパーヴォイスにやられていただけに、
今回の生音は非常に興味深く聴いたのだけど、

思っていた以上に歌がうまくて沁みた。

情景が目に浮かぶような、間の取り方や息遣いに、
完全にやられてしまった。

特に最後に歌った新曲の力み具合がまた、じーんと来た。

JUJUの控えめなサポートも
包み込むような温かさがあり、
40分を堪能。

ニューアルバムの完成が待ち遠しい。

レコ発ライブが1月15日に中目黒楽屋である。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【池袋鈴ん小屋】えぐさゆう

2011-11-06 | MUSIC
11月5日(土)鈴ん小屋にて。
この日はちみんさんのライブが主目的だったのだけど、
民謡特集のような演者の組み合わせで、「ニッポン」のルーツを感じた夜となった。

1番バッターはえぐさゆうさん。
屋久島出身でありながら、奄美大島の民謡大賞を2年連続受賞するなどの経歴をもつ。
アナウンサーとしても8年活躍されていたようで、この日は朗読も披露された。

モンゴルの楽曲が良かった。

Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする