#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【ぬちまーす】ミネラル長寿説

2010-05-26 | ACT!
5月25日。火曜日。
爽やかで気持ちのよい風が流れる
五月晴れの東京。

こんな朗らかな日々が続いたら
ひとびともおだやかに暮らせるだろうに。

タイで会社経営する友人からのメールは、
そんな幸せを一撃する破壊力だった。

 騒乱は何度も経験してますけど、
 爆弾のモーニングコールとか、家の前で銃撃戦があったりしたの
 初めてだったから。
 津波では支店壊滅したし、空港占拠の時は大赤字したけど、
 それはお金の話しであって、今回は命の危険を感じた。
 大体さ、我々日本人は戦争兵器を身近に感じることないじゃないの。
 目の前で銃弾が飛んでくることも爆弾が爆発することもないし。
 ベランダから見えるビルにプロの狙撃手までいるんだから。
 まいっちゃうよね。
 漫画とか映画の話だよ、ほんとに。
 毎日歩いてる道が焼けてしまうというのも悲しいものがある。
 ビルやらゴムやらが焼ける匂いというのは嫌なものです。
 知り合いの日本食屋も全焼してしまった。
 
寒いだの、暑いだの、私情を挟んでられない状況下だ。
なんというか、地球上には実に様々な生き様があることを
今もって肝に銘じる。

あ、そうそう、友人はこうも書いていた。

 騒乱は終わったのだから、
 平和へとコマを進めるバンコクの日常も報道してほしい…と。

これは映画じゃなく、日常だ。
エンタテインメントを楽しむように報道しないで欲しいと。

      ●

昨日は最近お世話になっている会社で
海水100%のミネラルたっぷりな塩「ぬちまーす」で有名な
沖縄の高安社長の講演を伺った。

「ぬちまーす」は海水を空中散布し、水分を蒸発させる製造方法だから可能な粒子の細かさで
カラダに必要なミネラルを細胞から浸透させ、潤いを呼び込む…とのこと。

なにより驚いたのは、社長の「ミネラル長寿説」。

人間は母のお腹の中では「羊水」に浸って育つ。
「羊水」とはまさに海水と同じミネラルが備わっていて、
だから赤ん坊はミネラルが体内に豊富なのだけれど、

残念ながらミネラルは体内で生成することが不可能なため、
体外つまり食から接種することで補っていくしかない。

昔の大地は堆肥を用いて土壌も豊かだったから、
育つ野菜もミネラル豊富で問題なかったのだけれど、

農薬や化学肥料が主流の現代では、
野菜や家畜からミネラルを接種することはむずかしい。

唯一沖縄だけは、夏に上陸する台風のおかげで
海から吸い上げられたミネラルが毎年散布されて、
食卓に上がる食材は肉も魚も野菜もどれもミネラル豊富で、
だから沖縄県は今も日本一の長寿県なんだと。

それだけミネラルは人間の営みに欠かすことのできない元素で、
…亜鉛・カリウム・カルシウム・クロム・セレン・鉄・銅・ナトリウム・マグネシウム・マンガン・ヨウ素・リン
体外から接種する以外に得る方法がない栄養なのだと。

アフリカの国民の平均寿命が日本に比べて極端に低いのは、
山も台風もない古代の大地でミネラルが枯渇してしまったため、
お母さんの羊水の中にすらミネラルが不足している状態で、
生まれてくる赤ちゃんも生長とともに急激にミネラルが不足し、
やがて生きる力を喪ってしまうからだと。

高安社長は断言されていた。
「ぬちまーすは人類を救う発明だ」と。

「ぬちまーす」さえ毎日接種していれば
生きるために必要なミネラルは常に補給できる。

肌も潤いを保てるし、記憶力も大幅にUPし、頭も良くなる。

      ●

8ヶ月ぶりに触れたうちなーんちゅの温かな雰囲気に、
ボクは何よりうれしくなって、
講演のあいだ頬はゆるみっぱなしだったのだけれど、

こんな豊かな土壌の沖縄に、
米軍基地を開発するといまだにのたまうている政治家に
聴かせてやりたい含蓄のあるお話だった。










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【いだくろ】NEXTREAM21

2010-05-26 | ACT!
遅ればせながら今月あたまに六行会ホールで行われた
いだくろのネクストリーム21の写真である。

彼女たちとは2010年の幕開けに行われた
「ダンスがみたい」新人シリーズ以来。

黒田なつ子さんと年末のイベントで知り合ってから、
ボクが勝手に追いかけているのだけれど、

毎回毎回ダンスという肉体表現に
深く深く分け入っている自分がいる。

彼女たちは、踊らずにはいられない生体〈Creature〉だと思う。

踊ることで「生きる」を体現している。
そして、体を動かすことで「生きることに無自覚」になろう…としている。

それが、ダンス。

音楽もそうだけど、
演じ手たちはプレイしている間、
演奏に、歌に、踊りに、没頭している。

どこまで無私であるか、
それが観客のボルテージに比例する。

演者の魅力は、
楽器そのものになるか、
歌そのものになるか、
踊りそのものになるか、だ。

そういった意味で、ダンスはむずかしい。

もちろん捉えることもむずかしいのだけれど、
演者が生体〈Creature〉として「生きる」そのものに成ることが
なによりもむずかしい…のだ。

「生きる」=「踊る」ために、
彼女たちは日夜エクササイズを繰り返し、血肉とさせる。

その発露が、ステージ上で、5分間花開く。
ボクはその一瞬一瞬を逃さぬよう、必死にファインダーを覗く。

なんと尊い行為なのだろう?

「生きることに無自覚」になる。
そんな哲学的な…とお思いだろうが、
「生きる」とは本来、無自覚なものであるはずだ。

「考える葦」として意識を客体化したあたりから、
人間の営みはどんどん間違った方向へ向かってしまった。
「生きる=死ぬ」の対立項で考えること自体が
生きることに自覚的(客体)だと、最近ボクは思うようになった。

朝日が昇り、夕日が沈み、夜が来て、また日輪が大空に浮かび上がる。

その繰り返しが「生きる」こと。

そのように毎日を謳歌できたら、きっとすばらしい人生だろう。

そこに近づくために、彼女たちは今日も踊る。

      ●

神楽坂セッションハウスにて今週の29日行われる
「Theater 21fes Step Up vol.31」に彼女たちも参加する。

次はどんな「生きざま」を魅せてくれるのだろう、
今から楽しみだ。

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【David Byrne】Psychedelic Afternoon

2010-05-26 | MUSIC
Ryuichi Sakamoto/Psychedelic afternoon

Grandpa swore he'd never cut his hair-in '67
Going on a trip to Grandpa's farm -- the hippie commune
He don't even watch TV at all -- so weird
But my grandpa's cool with me,

Mama says that granpa is naive --from too much trippin'
Grandpa even sang his songs for free--at the demonstration
All the Punks and Yuppie Scum they laugh--at him

Psychedelic Afternoon
Let's all sing a hippie tune
I will sing my song for you
That grandpa taught to me.

We saw a shooting star from on a hill--across the heavens
The real reality is just unreal--in my opinion
Laughing Dancing Joking Talking all--the time
And my grandpa's cool with me

丘の上から、満天の星空に流れ星を見たよね
本当にリアルなものってリアルには見えない
まあ、僕の意見だけど
いつも笑って踊って冗談を言い、話し出すと止まらなかったけど
僕にとっては、とてもクールなお祖父さんだったんだ

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