東京から戻ってからというもの句読点のない生活が続い
ていて、その感覚にぴったり添い寝する保坂和志の小説
「プレーンソング」「草の上の朝食」の2作を続けざま
に読んだのだけど、ボクの沖縄での生活はまさにこの小
説のようにとりつく島がなくただ流れていってしまって
いるような気がする。
2DKの「ぼく」のアパートにアキラとよう子と島田とゴ
ンタが住みついてそれぞれがぶらりと出掛けては帰って
くる、まるで猫たちの日常のような生活をひたすらトレ
ースしているだけの小説なんだけど、ところどころで発
する登場人物たちの語りが「思い込み」に溢れていて思
わず「あぁそうだった人間みな思い込みで生きてるんや」
と合点してしまった。
昨日はFMレキオというコミュニティ局で1時間もの間生
放送を敢行したのだけどこれもある意味口車に乗せられ
て流れに任せて出演したようなもんで、どうせやるなら
しっかり務めようとタイムテーブルを構築してイカした
選曲で【bozzoの音楽遍歴】なるタイトルコールまでか
まし滔々と語ってきた次第。
40年も生きてるとそれなりに面白い経験もしてきてるか
ら自分の音楽遍歴をラジオネタとして語ることにはなん
の抵抗もなくて高校から大学そして社会人とインスピレ
ーションを受けた音楽を拾い集めて当時の自分を思い出
しながら電波に乗せて語ったわけだけれど「けっこう自
分って面白い」などと勘違いしながらONAIR中は悦に入
っている状態でこれだから高校の友人たちに「先天性ノ
ウ天気人間」と呆れられる。
そんな人間だから沖縄の生活は句読点がない。
いや、沖縄に限った話じゃないのだけれど。
ていて、その感覚にぴったり添い寝する保坂和志の小説
「プレーンソング」「草の上の朝食」の2作を続けざま
に読んだのだけど、ボクの沖縄での生活はまさにこの小
説のようにとりつく島がなくただ流れていってしまって
いるような気がする。
2DKの「ぼく」のアパートにアキラとよう子と島田とゴ
ンタが住みついてそれぞれがぶらりと出掛けては帰って
くる、まるで猫たちの日常のような生活をひたすらトレ
ースしているだけの小説なんだけど、ところどころで発
する登場人物たちの語りが「思い込み」に溢れていて思
わず「あぁそうだった人間みな思い込みで生きてるんや」
と合点してしまった。
昨日はFMレキオというコミュニティ局で1時間もの間生
放送を敢行したのだけどこれもある意味口車に乗せられ
て流れに任せて出演したようなもんで、どうせやるなら
しっかり務めようとタイムテーブルを構築してイカした
選曲で【bozzoの音楽遍歴】なるタイトルコールまでか
まし滔々と語ってきた次第。
40年も生きてるとそれなりに面白い経験もしてきてるか
ら自分の音楽遍歴をラジオネタとして語ることにはなん
の抵抗もなくて高校から大学そして社会人とインスピレ
ーションを受けた音楽を拾い集めて当時の自分を思い出
しながら電波に乗せて語ったわけだけれど「けっこう自
分って面白い」などと勘違いしながらONAIR中は悦に入
っている状態でこれだから高校の友人たちに「先天性ノ
ウ天気人間」と呆れられる。
そんな人間だから沖縄の生活は句読点がない。
いや、沖縄に限った話じゃないのだけれど。