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沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【MUNICH】根源からお金を問うこと…4

2008-06-05 | MUNICH
3月13日。木曜日。

「お金」についての話が
長くなってしまった。

しかも中途半端。
経済を語るには、まだまだ力及ばず。

根源の疑問に立ち返らなければ…。

そもそも
お金の機能として問題なのは、
その価値を保蔵し、場合によっては貸し付けて値打ちを増やすこと。

誰もが利子だけで生活できる環境に憧れを持つ。

特に不安な状況となれば、なおさら。
ボクも一回痛い目にあった。

元金を増やして、
生活を楽にしよう…だなどと
よこしまな気持ちになった。

生活の安定が失われてくると、
人間、そういった発想が生まれる。

コンスタントな収入が途絶えた時など、
蓄えを2倍、3倍に…それこそ
ポケットを叩けばビスケットが2倍…
…になるようなそんな夢想を抱く。

ボクの場合、やはり元金そのものが失われる
最悪の結果を招き、もう二度とそのような
よこしまな発想は抱くまい…と心に誓ったものだが、

金持ちになればなるほど、
その蓄えをどのように増倍できるか
…といった妄想に囚われるのだろう。

シルビオ・セガルもアルゼンチンで
金の暴落に見舞われ、政府の通貨政策に振り回され、
甚大な経済暴力に攪乱させられた。

そんな辛酸が、彼を「自由経済」へ導いた。

社会のシステムを糾弾する
スケールの大きな話は、
もうすこし時間と労力をかけて
取り組んでいきたい。




Comments (2)
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