風のたよりのブログ

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日本を救った男たち 2

2011年03月23日 | Weblog
深刻な事態に陥っている福島第一原子力発電所3号機の中央制御室に、22日午後10時43分、外部から電気が流され、照明が点灯したということです。地震で停電して以来、11日ぶりに外部からの電源が復旧し、失われた冷却機能の回復に向けて前進しました。




■「中央建設」ポンプ車

生コン圧送機



 東京電力福島第1原子力発電所の事故で四日市市西坂部町の建設会社「中央建設」(長谷川員典社長)のコンクリートポンプ車2台が21日、福島県内の待機地に到着した。国に協力を申し出て待機させていた車両で、20日夜に社員2人と同社を出発した取締役の長谷川昌弘さん(38)は「現地に入るのは怖く家族にも反対されたが、誰かがやらないといけない」と話した。

 ◆「誰かがやらないと」

 ポンプ車は旧ソ連のチェルノブイリ原発事故を封鎖する際に活躍したのと同型のドイツ製重機。全長約15メートルのトレーラー型で、車載アームを使い、高さ約50メートルまで放水、車両から約100メートルの距離で遠隔操作が可能。生コンクリートの圧送では毎時約150立方メートルを放出できる。

 出発に際し、同社の中村貴広さん(38)は「怖くはありません。今、置かれた自分の使命を伝えられるでしょう」と話していた。

 同社では、昨年11月に福島第1原発近くの高速道路建設に携わった社員が「この機械なら届く」と言っていたことから、協力を決断。東京電力に15日ごろから3日間、かけ続けたがつながらず、17日昼に地元政治家を通じ政府に申し出ていた。

 この後、20日午後8時半ごろに東京電力から電話があり、安全な範囲内で作業することなどを条件に要請を受け午後10時20分ごろに出発。長谷川社長は「中央建設の必要性を認めてくれた。早く復旧してほしい。核分裂でもしたら立ち直ることもできなくなる。厳しい建設業界だが、こういう仕事をしていることを知ってほしい」と話した。




こんなサムライ日本人がいたとは!

後世にもこんなヒーローを語り継ぎたいですね。

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2 コメント

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Unknown (tourien)
2011-03-23 22:30:46
こんばんは!

>こんなサムライ日本人がいたとは!

ウーーーン
サムライ日本・・・スポーツだけではありませんね?
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お返事 (boumama)
2011-03-24 09:58:00
tourienさんコメントありがとうございます。

このサムライは四日市市の中央建設の社長の長谷川さんです。
国に早い段階から申し出ていたそうです。
このコンクリートポンプ車は遠隔操作で52メートル先まで放水作業がピンポイントで出来るのですからロスもありません。

原発の終息に向け、決死の覚悟で任務に当たった人たちには頭が下がります。
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