風のたよりのブログ

日々にスポットを当て綴ります

やっこめ(焼き米)

2008年09月26日 | 美味しいもの
先日、大分の義姉から送られてきました「やっこめ(焼き米)」です。

と、言っても知らない人が大半だと思いますが、この素朴な「やっこめ(焼き米)」は初秋を感じる好物の一つです♪この焼き米はわが国の古代から伝わる保存食でもありました。

こちらはウェブの画像です。



好みで塩少々にお茶若しくは熱湯をかけて5分待ちます。ふたを取ると、食欲をそそる湯気が上がります。おかゆのようにすすって食べるのが一般的ですが何も添加物のない素材の素朴な味がたまりません。
 原料はモチ米だけでまだ穂の青い段階で刈り取り、籾のまま炒り精米すると、黄金色の焼き米が出来上がるようです。

そして送られてきた焼き米は早くふやけるようにフレーク状のものです。

久しぶりの焼き米



そして塩とお茶をかけて待つこと3分(2分も早く食べれる♪)



はい、大根の中抜きの漬物とサラサラッと召し上がれ




他に秋を感じる食べものと言えば一番に浮かぶのは「秋刀魚!」ですね。
このお皿が丁度秋刀魚サイズで良かったわ。





改めて古代日本食の文化を調べてみるのもいいかもしれませんね。

>精米が食べられるようになったのは豊臣秀吉の時代以後のこと。
それ以前は携帯食として【焼き米・干飯(ほしいい)】など、
一度蒸してから干したものを湯で戻したり口に含んだりして食べていたそうです<

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3 コメント

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Unknown (tourien)
2008-09-26 20:37:30
やっこめ(焼き米)は、知らなかったです!
お味は、ちょっと香ばしい感じですか???

秋刀魚、美味しそうに焼けていますね・・・そして、お皿、サイズピッタリじゃーありませんか!
磁器なのに綺麗に揃えていない所が好きです。(^^) 欲しいです。(^^)

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Unknown (葉摘み)
2008-09-27 00:40:16
現代にもまだあると言うことを知ってビックリ!
戦場簡単飯と言うのは本で知ってはいたのですが、どんなお味でしょう。
興味津々! 実際に見ることができてよかったわ。

さんま!たまらん!ヨダレでる~!!!
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お返事 (boumama)
2008-09-27 11:33:39
tourienさんコメントありがとうございます。

やっこめ(焼き米)は、西の文化ではないかと思われますが、古代からある日本の食文化です。お味は素朴で香ばしく元気の源のよう。
旅などに出掛ける時などこの焼き米や干飯など携帯していたようですね。

秋刀魚のお皿、実はこれ100円ショップにあったので(但し、525円ですが・・)撮影向きにいいかなと思い購入いたしましたが秋刀魚にはピッタリでした♪



葉摘みさんコメントありがとyございます。

この焼き米は私の好物ですが本当に何十年ぶりかに口に致しましたが「これこれ、この味」といった感慨でした。

とても素朴な味で香ばしく私はやや硬めにふやかすのが好みです。お茶事で使ってみてもいいかもよ。
その大昔、お茶さえなかった時代はお湯をかけて食してたのでしょうね。

秋刀魚は刺身にしたり棒寿司にしたりひっぱりだこ。
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