旅行、ときどき車弄り

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九州(嬉野・平戸・祐徳稲荷・高千穂峡)(1)

2017年04月01日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)
3月24-27日の夫婦旅行です。今年に入って旅行件数が増えているのは、手術に備えてのことでもあります。

羽田→長崎空港です。海外旅行でも何度も取り上げていますが、マナーが駄目ですね。ターンテーブルに近過ぎです。海外では、他人の邪魔にならない程度に近付くのが一般的です。これは、空港側が引いたラインが近過ぎるのも一因なのです。

一路、宿を目指します。嬉野温泉「和多屋別荘」水明荘 「露天風呂付貴賓室」@48,600円

三度目の宿泊です。昭和36年築の離れです。天皇陛下の為に建てられました。かなりの古屋なのですが内装は綺麗です。天井が高いですね。部屋付露天は深く、トイレの手洗いもクラシックです。
    
前回宿泊の部屋(水明荘の普通の露天付)からでも河原には降りられましたね。川には湯が流れ出ているので藻が繁殖して臭います。
  
以前、この風呂は水明荘専用でしたが1000円で他の部屋の方も入れるようになりました。韓国人は洗い場にバスタオルを床に置いたままにしたりと、相変わらずのマナーぶりでした。ちなみに仲居さんに聞くと、中国より韓国の方が圧倒的に多いそうです。関東以北では中国人が多いですね。
  
この宿は、風呂も飲泉も流しっぱなしですが、水道の湯も温泉です。湯質も、私の知っている重曹泉では最高ですね。"お勧め"です。夕食は価格相応かな。量は少な目で刺身のヒラマサ・鯖は美味く、鮪と鯛は今一でした。しかし部屋食でしたが給仕ペースは良かったです。仲居さんに伺うと一人二部屋の担当だそうです。加賀屋でも三部屋、通常は五部屋ってのもありますから、サービスを重視しているのでしょう。
   
翌日は平戸に向かいます。私は修学旅行以来、妻は初めてとなります。まずは「平戸城」へ。オランダ貿易では、長崎の出島の前身が平戸となります。江戸初期がピークだったのです。
  
複数の"やぐら"と塀、そして立地が魅力な城です。天守含めて鉄筋製ですが外見は絵になります。

右側の白い洋館(平戸オランダ商館)の辺りが昔の船着き場でした。

本丸です。久月の100年前のお雛様です。凄い仕上げの良さでした。手前の漆塗りの箪笥、長持、両掛?行李?の仕上げも見事です。上の港の画像は天守最上階から撮りました。
    
「平戸ザビエル教会」です。昭和5年築。内部は明るく、柱は大理石風に塗装されています。今ではこの柱の塗装などが少々安っぽく見えますが、当時の建築技術を考えると高い天井や外見なども見事と言えるでしょう。"明るい教会"はヨーロッパには非常に少なく、日本・マカオ辺りでしか見ていません。

内部はパンフレットからの抜粋です。
 
教会の裏を歩きます。ここの景色はガイドブックにも掲載されていました。
 
港の駐車場に車を移動。海沿いを歩きます。港なのに綺麗に透き通っています。修学旅行は10月初旬でしたが暖かくて、この辺りで泳いでいました。この階段は江戸時代のものです。私は、ベタベタするのが嫌でタバコを吸って見ていました。懐かしいですね~
  
「平戸オランダ商館」です。2000年以降に建てたようです。

裏道で戻ります。昔の井戸、オランダ塀、土産物屋街が並びます。平日とはいえガラガラですねー。もう少し観光地化しても良いのですが、不便ですからね。
  
「田平天主堂(たびらてんしゅどう)」です。私の知っている函館~長崎の教会の中では、最も美しいですね。大正時代のレンガも良いし、ステンドグラスは本物です。実物を見るとシールかガラスか直ぐに判ります。帰宅して調べたらドイツの職人作でした。
 
鐘楼に登れると良いのにな~

看板です。内部も国内の教会の中では、最も雰囲気が良いと思います。晴れの日に平戸に泊まるなら、朝夕とステンドグラスを見に行くと良いでしょう。景色が変わりますので。ただ、残念ながら入口から奥には入れません。日本の教会には多いのですが、海外は自由に見て回れるのです。寄れないのでオペラグラスが欲しいかも。是非、料金を取ってでも近くに寄れるようにして欲しいです。

再び、嬉野温泉へ戻ります。宿は「ホテル華翠苑」展望風呂付【和洋室】@34,020円 人気の宿は空いていなかったのです。
何と大浴場が塩素でした。「和多屋別荘」なんて蛇口から温泉が出てくるのに・・・。しかし部屋風呂は大丈夫でした。檜の半露天なら良かったのにな。温泉付きの部屋は二部屋だけとか。
 
食事は、空いている部屋を個室として使わせてくれます。刺身は、カンパチ・海老・アワビは美味しく、残りは×。カサゴの煮つけは美味しいけど小骨が多くて食べ難かったな。給仕ペースは良好でした。
   
残念ながら「和多屋別荘」の水明荘(部屋露天付)と同価格では、"お勧め"にはできません。肝心の温泉がこれでは・・・

3日目は、嬉野から17kmの「祐徳稲荷神社」へ寄りました。「日本三大稲荷」とか。しかし色々な説があるようです。私の調べた範疇では、現在の集客数から見ると 伏見・豊川・笠間(茨城)・祐徳・最上(岡山)・竹駒(宮城)が上位です。順番はどうでも良いと思いますが、お金が集まると建屋も立派になりますからね。
  
"鎮西東照宮"と云われるそうですが、本物との差は大きいと思います。しかし、楼門内部二体の随神は「有田焼」で独特なものです。


 
右のガラス張りは、身障者用エレベーターです。その左隣は休憩所となっています。

壮観です。

本殿から奥ノ院へ。本殿の天井は見事ですが実際には見えません。HPで見れます。階段は、昔ながらのもので風情があります。距離は片道500m無いと思いますが急勾配です。腰や心臓に問題があるので、かなりの時間を要しました。
     

続きは「高千穂峡」からです

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