旅行、ときどき車弄り

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2020年7月 京都寺社巡り(前)/ホテル日航プリンセス京都、湯の山温泉 三峯園

2020年08月02日 | 関西・四国・中国・九州・沖縄(内訳)

7月中旬に予約、7/27-30(火-木)での夫婦旅行です。予約時は以下のコロナ状況でした。当初予定は先日記載のブログの通りの北陸でしたが早々にキャンセル、京都&愛知をターゲットとしました(その後、関西方面は陽性率が伸びています)。

<7/17累計>(7/17当日)→<8/1累計>(8/1 18時当日)→累計増率
▽東京都は8933人(293)→12,691(472)→142%
▽大阪府は2245人(53)→4,057(195)→181%
▽神奈川県は1917人(43)→2,483(58)→130%
▽埼玉県は1665人(51)→2310(71)→139%
▽愛知県は597人(19)→1,805(181)→135%
▽京都府は502人(12)→787(22)→157%

私の住む「埼玉田舎市」は現在でも累積10人超え程度で全埼玉の僅か1%未満です。どちらかというと、「出先での罹患が怖い」のです。往復は勿論、観光自体も車を使うことにしました。しかし、いきなり失敗しました。弁当を買いに京都駅の伊勢丹に寄ったら、フードコートは3密でした。

宿は、前回と同じ「ホテル日航プリンセス京都」 エグゼクティブ ツイン朝食付2泊 @29,160円 室内は前回をご覧ください。
実際には割引クーポンetcで一泊@13,376円で朝食付・駐車場付となりました。四条駅にも近くコスパは良いと思います。相変わらず朝食が美味しいです。食事処は3組前後とガラガラでした。


今回の目的は、再公開された二条城と延暦寺です。まずは比叡山に登ります。二車線なので走りやすかった。「東塔地域」に駐車。「大講堂(重要文化財)」「鐘楼」です。自分でも撞ける鐘としては最大のものです(私は)。いかに敷地が広いかが分かります。

この大講堂は放火で焼失、麓の日吉東照宮より1964年に移築したものです。何故か拝観中だけは雨が止みました。羽黒山も同じでしたが♪


次に「国宝殿」へ。画像はパンフです。朝一にて誰も居なかったのですが、Yシャツな係員が付いてきて見た後のガラス類を隈なく拭いていました(しかも3フロア)。ウザい、というかコロナを意識して離れて欲しい。


「根本中堂(国宝)」は、中心的な建造物です。勿論、信長に焼き討ちされているので江戸初期の再建です。2016年から10年間掛けての修復工事中ですが、内部は問題なく拝観出来ます(秘仏なので非公開)。1200年間一度も消えることなく輝き続けている最澄のともした灯火「不滅の法灯」が見れます。実は信長に燃やされて消えたのですが。

正面の階段を上がると「文殊楼(重文)」です。


急な階段を登って「文殊菩薩」を拝観できます。お薦めです。再び坂を上って階段の先の法華総持院へ。


「法華総持院 東塔(1980年再建)・阿弥陀堂(昭和12年築)」です。阿弥陀堂内部の写真はHPより。


有名な水琴窟ですが、音は聞こえませんでした。長雨のせいかも。「大黒堂」で大きな数珠を回してお祈りして、向かいの土産店で休憩しました。汗だくなので、梅ソーダうま~
 

車で「西塔地域」へ。「にない堂(重文)」の内部は非公開です。左に如来、右に菩薩像が安置されています。


長い階段の先に「釈迦堂(重文)」があります。この辺りは林に囲まれており風情があります。この建屋は秀吉が大津市の園城寺から移築させたもので、信長の焼き討ち前の南北朝時代の1347年建立となります。小柄な釈迦如来立像(重文)を拝観出来ます。ここもお薦めします。


車で「横川地域」へ。「横川中堂」は1942年に落雷で焼失、1971年築のコンクリ製です。


その先には「元三大師堂(がんざんだいしどう)(重文)」があります。おみくじで有名です。TVで見ましたが、お坊さんがヒアリングしてから占う本格的なものです。ここの御朱印は人気があるらしいです。


横川中堂の向かいの坂を登ると「根本如法塔(非公開)」で大正時代の再建です。

ガイドブックには観光時間の目安として2時間とありましたが、東塔と西塔の2ヶ所だけです。我々は4時間掛かりましたが、歩く速度が遅いのです(障碍者)。上記3ヶ所コースは健常者でも3時間以上かと思います(バスは頻繁に通ります)。

MYお薦めは、東塔が大講堂(通るので)→根本中堂文殊楼国宝堂)で西塔は、にない堂(通るので)→釈迦堂です。確かに2時間で回れそうです。

銀閣寺の前を通るのですが、駐車料金が1,050円でしたので寄りませんでした。以前も妻と訪れていますし。前回の京都巡りでも書きましたが、「京都は地下鉄&バスカード」を使う方が安価で迷いもしません。ちなみに今回の南禅寺は1,500円、他は1,000円、TIMESの熊野神社でさえ最低額の500円です。コロナですので車を使いましたが、駐車料金10,000円/日も夢ではありません。

「仁和寺」
へ。妻は初めてとなります。「二王門(重文)」です。目にはガラスが嵌まっており迫力があります。


「御殿」は白書院~宸殿(しんでん)~黒書院~霊明殿と明治から大正にかけての屋敷を巡ります。渡り廊下で繋がっており、雨でもゆっくりと見れました。全て焼失して再建されたものです。



庭園が見所ですね。宸殿の襖絵(大正時代)も見事でした。




黒書院です。広い敷地を奥へと進みます。中門(重文)が遠くに見えます。


結構、歩きました。2枚目は「観音堂(重文)」で非公開です。


ですが、2018年の仁和寺展で、その観音像が展示されていました。


「金堂(国宝)」です。非公開の阿弥陀三尊像も仁和寺展では展示されていました(撮影禁止コーナー)。


仁和寺展の画像です。二王門や他の建屋からの像を並べて「立体曼荼羅」として展示されました。


とても良かったのですが・・・


この人出では、ゆっくりと見れません。仏像は静かに拝観したいのです。


「五重塔(重文)」も非公開です。「霊宝館」が公開されており、国宝も展示されていました。


「上賀茂神社」です。


「細殿(拝殿)」(重文)
の前の砂山は、神体である神山(こうやま)を模したもので、鬼門にまく清めの起源とのこと。2枚目の「土屋」はお祓い処として使われていますが、元は勅使が到着の儀式をした所らしいです。


2枚目は「楼門(重文)」です。


「中門」からお参りして終了です。特別参拝では中庭まで入れるそうですが閉まっていました。本殿は国宝とのことですが見えません。


目的のおみくじを引いて、撤収しました。延暦寺で1万歩、既に足が上がりませんでしたが残りは平地ばかりで助かりました。


夕飯は、前回の店が個室で美味しかったのですが、120分制限で90分経ってもメインが来ないので催促したら、"2人で壁を掃除"されましたからねー(苦笑) 京都の洗礼です。今回はホテルで食べました。3組しか客が居ないし10m以上離れていました。前日もホテル食にすれば安全でした。

後編へ続く

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