フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

16日の田島ケ原サクラソウ自生地の草焼きは中止

2013年01月15日 09時25分20秒 | Main

16日(水)予定の田島ケ原サクラソウ自生地の草(野)焼きは中止です。

新たな予定日については決定次第発表予定。

さいたま市教育委員会文化財保護課発表(平成25年1月15日AM9自20分現在)


フユシャク(冬尺蛾)の一種クロバネフユシャク
白く光るのはコバノカモメヅルの種髪。種子がまだ残っている


記憶がすっぽりと抜け落ちているのに大ショックでした

2013年01月14日 10時58分03秒 | Main
河川敷の原野でヨシ刈りをしていて小さな白い実を見つけた。3つが1つにくっついて白さが際立っていた。


白いのは蝋質の仮種皮というが固くて果実の殻のようでした

思いつくままの検索語を入れて画像検索してみた。たくさんの画像の終わり近くにあった。ナンキンハゼだ。
葉裏にびっしり蛾の幼虫の毛虫がついていたのにびっくりしたことを思い出した(ブログの検索欄にナンキンキノカワガを入力し参照)。
確認のためフォトギャラリーを検索してみるとあった。2010年夏に秋ヶ瀬近くの河川敷で花や蒴果を観察していた。


ナンキンハゼの若い蒴果(2010年8月11日撮影)

そして驚いたことにその年の12月1日に小石川植物園でこの実を見ている。
その記憶は全く消え失せていた。このところ物忘れが激しいが、こんなにハッキリと抜け落ちた記憶を目の当たりにしたのは初めてで大ショックだった。


熟して黒褐色になった蒴果が裂けて白い種子を出している
今回見たのと同じ姿の種子も撮っていました(2010年12月1日)


錦乃原桜草園ではもうノウルシの芽生えが見られました

2013年01月10日 18時14分36秒 | Main
上尾の平方の荒川河川敷の荒れ地に大きな総苞がたくさん残って群生し、独特の景観を作っていた。
恐らくキクイモだと思うが定かではない。

錦乃原桜草園のオギやヨシはきれいに刈り取られていた。
もうノウルシの芽生えが始まっているのではないかと目を凝らしてみるとやはりあった。ここは田島ケ原サクラソウ自生地と違ってノウルシは根を採って抑制しているのにこの生命力はなんとも見事だ。


ヨシやオギが無くなると本当に広く感じます


ノウルシの芽生えはほとんどが赤色です

自転車道との境の大宮カントリーCCのメタセコイヤの並木にチョウゲンボウがいた。木のてっぺんであたりを睥睨するような姿勢は猛禽類独特だ。ここを住処にしているようで近づくと旋回しては先の方の木のてっぺんに移動した。


下面は白色の地に黒い縦斑、長めの尾の先に黒帯が特徴


16日の草(野)焼きの前段の草刈りが始まっていました

2013年01月08日 19時14分23秒 | Main
今日は田島ケ原サクラソウ自生地で16日の草(野)焼きの前段の草刈りが始まっていた。

自生地の周囲や観察路際約5mくらいを延焼防止のために刈り取る作業だ。今年は彩湖公園側の実験圃場は草焼きは行わず刈取りするようだ。


駐車場側の観察路の両側はもう刈り取られていました

ジャコウアゲハの蛹のお菊虫の付いているウマノスズクサの所は幸いにも刈取りされていなかったので急いで回収してきた。回収したのはいいがどこにどう保護したらいいのか思案中だ。


播州皿屋敷のお菊さんの処刑姿みたいなのが名の由来
4~5月頃に成虫のジャコウアゲハになるようです

草焼きは今回で6回目を迎え1月の風物詩としても定着し、年々ギャラリーが多くなったので、万一にも事故が起こらぬよう自生地を守る会が活動することになった。
その打ち合わせ会が現地で行われたが、ひとえに好天に支えられ、観察会もないまま短時間で終了した。

サウスピアが武蔵浦和にオープンしました

2013年01月04日 18時49分50秒 | Main


武蔵浦和駅から連絡歩道橋をのぞむ。右はマンション


歩道橋はサウスピアの3階に連絡

火災でオープンが半年以上遅れたサウスピアがオープンしたので早速行ってみた。8階のコミュニティセンターは休み明けで人が多かったが集会室は明るく眺めがよくて素晴らしい。気功のグループが借りていた部屋からは富士山が大きく見えた。
図書館は押すな押すな盛況でこれからも利用が多そうだ。


9階から駅を望む。右がサウスピアより駅、左はマンション用

プラザイーストに始まってウエスト、ノースときて武蔵浦和は当然プラザサウスと思っていたのに何故サウスピアなのか気になっていた。
そして今日パンフレットを見るとピアはPIERではなくPEERで「仲間」という意味が込められているとあった。辞書を引いてみると古語でその意味があるが、同等者、同輩、貴族の意味だ。そう言えば昔「ぴあ」という雑誌があったが市民の民意というにしてはかなりハイセンスだ。

統一性から言ってプラザサウスが当然と思うがこんな素晴らしい名前になったのは市の行政組織に一貫性がなく、司令塔が存在しない証左とも思う。