フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

コノシメトンボの同定はどうやらできましたが

2021年09月29日 11時41分49秒 | 荒川河川敷

西区の島根で新しい休耕田らしきにミズワラビが生えているのが見られた。この頃休耕田は毎年増えているが何処も農薬を使っているようで昔の様な水田雑草が生える所は殆ど無い。ミズワラビが生えている事で中を見る気になった。

シダ植物門ホウライシダ科のミズワラビは埼玉カテゴリーで準絶滅危惧

でも期待していた植物は見られず、トンボが飛んで来た。何となく小さい感じだったが、トンボは種の同定が難しい。また苦労すると思ったが翅の先端に黒褐色の斑紋がある種は調べてみるとノシメトンボとコノシメトンボそしてリスアカネの3種しかなく、コノシメトンボは胸の側面に逆U字があるとの事で同定できた。

雌は顔面の額上部に眉斑があるあるとの事だが、これはハッキリしなかった。

珍しい水田雑草を期待して回ったが成果が無く残念だった。それより肝心のミズワラビの名前が思い出せず散々過去の記録をひっくり返してようやくこのフグさんの雑記帳の2016年10月17日にあった。このところ認知症ではないかと思うほど色々な名前が出てこないがこれほど苦労したのは初めてだ。シダ植物だったのも意外だった。

ホソバヒメミソハギは繁殖力が強く在来のヒメミソハギを圧倒している。