フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

外来種のハキダメギクも在来種のヒメガマも花をつけています

2008年06月30日 22時21分51秒 | 花の和名
田圃の農道脇や河川敷そして草の少ない土手にハキダメギクが群生している。
生命力旺盛な熱帯アメリカ原産の帰化植物で、見つけた所が掃き溜めだったのが和名の由来というが、自然界で見ると結構きれいで可哀想な名前だ。

一方、因幡の白兎にも出てくる在来種のガマも河川敷の湿地で花穂ををつけ始めた。
雌花穂は初め淡緑色で後に褐色に変わるが、雌しべだけの花が無数に集まって穂を作っている。果実になっても形はほとんど変わらない。まったく花とは思えない変な花だ。

上の雄花穂はまだ半分鞘に包まれています
雄花穂は上につき黄色い花粉を飛ばしやがて軸だけになる。揺すってみると驚くほどの量の花粉が飛び散る。
ヒメガマは雄花穂と雌花穂が離れていて間に茎が見えるのが特徴。

この黄色い花粉が風で飛ばされていきます