家の花
私の庭は現在足の踏み場もないほど草ぼうぼう、大きな木は枝が伸び放題で如何しょうもない状態になっている。私の足腰が悪いし、暑かったため夏中庭に下りる事もなく全く手入れをしなかったせいである。此のすごい庭を植木屋さんに頼むには相当な物入りなのであるがやはり綺麗な庭を見たい思いに駆られ頼むことにした。雨がおさまったら来てくれることになっている。早く綺麗な庭を見たい。現在上の花以外には百日紅・あぶちろんしか咲いていない。
秦野の戸川公園
風の吊橋、この下を水無川が流れています。 こんな碑が立っています。 山ぼうしの木とすすきです
9月5日は私の誕生日、とうとう92歳になってしまった。認知症にもならず体の上半分は至って元気であるが、去年の夏頃から昔痛めた股関節が痛み出し腰もだんだん痛くなりはじめ、やはり何時までも元気でいるわけにはいかないのだと思い知らされたのである。 そんなに辛いほどの痛みではないから自分でいいと思う治療をしながら出来得る限り動くようにしている。痛みの良い日もあるし、悪い日もありでその症状によって臨機応変な生活をしている状態、92歳にもなれば致し方のないことかもしれないけれど足腰さえ何ともなければどんなに良いだろうと思うことしきりの毎日である。
9月1日は92年前10万余の人々の命を奪った関東大震災の日、そして5日目に生まれた私である。市川に住んでいたので直接被害にあったわけではないが大きな揺れ返しの来る中での出産であり母は大変な思いをしたそうだ。8人家族が92年経った今生き残っているのは97歳の姉と二人っきり、その姉も普通の状態ではないから昔の話をする相手がいないという事は非常に寂しい事である。でも34人の親族を与えられている私は何と幸せ者だろうと何時も感謝している。これからの老後がどうなってゆくのか全く分からないけれど、命ある限り最善を尽くし皆に支えてもらいながら精一杯生きて行きたいと思っている。