一昨日久し振りに姉を見舞った。昨年10月の終りに行ったきりだったので今年初めに行こうと思っていたら、姪から「お母さん又転んでこの前と反対の大腿骨折し入院したの」との電話を貰いまたか~とびっくりしたのだった。今回はリハビリの病院には転院せず施設でリハビリが出来るので直接施設に退院して来たのが1月の28日だったそうだ。座っている限りではとても元気に見えたが、一人で歩くのは心もとない。歩くと一寸痛いのだと言っていた。全て介護の方のお世話になっている様であった。
丁度姪も来合わせていてついつい二人の間での話になってしまう。すると姉が「貴方達の話している事全然分からないのよ~1体1なら分かるんだけどね~」と言われ、姉にも分かる様にと気を付けていても又暫くすると姪とだけの会話になってしまっている。兎に角聴力が衰えている姉なのでもっと配慮すべきであったと反省した。姪は途中で帰ったのでそれからは大声を張り上げながら沢山話す事が出来た。同じ事を繰り返し言うのは更にひどくなった様だ。「貴方は小さい頃頼りない子でね~でも大人になって姉妹の中で一番しっかりしちゃったわね~」とこれでもかと言う程何遍も何遍も聞かされた。姉の様な老人と向き合うのは忍耐の一語、何度言われても始めて聞いた様な態度でいなければいけないのだ。
人との会話に入れないと言う事は辛い事だろうと思う。私は耳鳴りは昔からひどいが、聴力は良いので幸いだと思う。
私が教室で作ったカレンダーを姉に上げて喜ばれた。3時間位いただろうか、「又来るね」と手を握り合って別れた。
姉の住まいは車で20分位の場所なのでもっと頻繁に行ってあげたいと心では思っていても、行動が伴わない。老い先短い二人だけになってしまった姉妹なのだから今年こそ悔いのない様にと思っている。
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骨折のリハビリも大変なことでしょうが、
それよりも、お二人のの会話に関心がありました。
「何度言われても始めて聞いた様な態度でいなければいけない」
という箇所ですが、老人に対する話の聞き方でしょう。
私自身も、同じことを何度も話してしまうらしく、
時々妻からも指摘されています。
教室でも、先生にご迷惑をかけているのだろうと、
改めて反省している次第です。
私もですよ、きっと同じことを何度もいっているとおもいます。
前に言った事あるかな~と思った時は「前に言った事あるかもしれないけれど!」と前置きして話すこともあります。
歳を取れば仕方のない事ですよね。人に何と思われ様とあるがままの姿で生きれば良いのだと思っています。
私の亡き夫も同じことを繰り返していましたから、結構慣れてはいるのですが、姉の方が一寸ひどいかな!と思いました。
いずれは我が身ですものね、人のことはとやかく言えません。元気で過ごせる今を感謝しています。
できるだけたびたびお訪ねになればお姉さまお喜びでしょう。
姉は昔のことは結構良く覚えていますので、姉としか話せないことを楽しく話しています。
後6年経ったら私も姉のような状態になるのかな~周囲に迷惑をかけるのだなと思ってしまいます。
できうる限り見舞いたいと思っています。
生まれた時から、世界中で一番長い結びつきです。
幼い時、若い時の体験がいっしょだったり、知っていたりする存在です。
お話が尽きないことでしょう。
愛する方が健康でなくなったり、悩みを抱えられたりしたら胸が痛みますね。
側にいてあげるだけでも、慰められることでしょう。
ご回復をお祈りします。
76歳で逝った一番下の弟が、病に伏していた時「兄弟姉妹の絆は一番強いんだよ」と言った言葉をおもいだしました。そして生きていた姉と私の見舞いをとても喜んでくれたのでした。
二人っきりになってしまった今、私の訪れをきっと待ち望んでいる姉だと思います。
極力見舞おうと思っています。